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新型コロナ再拡大を受け、タイリーグが1月の全試合延期を決定

2021.01.06

[写真]=Getty Images

 タイリーグは4日、新型コロナウイルスの感染再拡大の影響により、1月中に予定されていたすべての試合を延期することを発表した。

 タイリーグの2020年シーズンは、昨年2月に予定どおり開幕したが、世界的な新型コロナウイルス感染拡大を受けて3月からリーグ戦を中断。中断期間中に翌年3月までを2020―21シーズンとして秋春制に移行することが決定され、9月のリーグ戦再開以降は順調に日程を消化していた。

 これまでタイは新型コロナウイルスの感染抑制に成功してきたが、昨年12月にミャンマーからの外国人労働者による大規模な集団感染が発生したことを機に、感染が全土に急拡大。状況は一変し、首都バンコクでは5日から夜間のレストラン内での飲食を禁止することなどが発表されている。

 タイリーグも予定どおりに日程を消化することが困難な状況となり、1月中は試合を開催しないことを決定。1部と2部は2月に再開して4月終了とする予定だが、3部はリーグ戦を打ち切り、昇格をかけたプレーオフのみを行うことが決まった。

 タイリーグは今後、毎週会議を開いて状況を見極めていく予定。状況が好転すれば早期のリーグ戦再開もあるが、好転しなければ中立地での集中開催などの可能性も含めて協議される。

文=本多辰成

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