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「なぜ黒人にも拍手するくせに…」アンリ氏、人種差別騒動に問題提起

モントリオール・インパクトで監督を務めるアンリ氏 [写真]=Getty Images

 現役時代にアーセナルなどで活躍した元フランス代表のティエリ・アンリ氏が、アメリカで広がる人種差別反対デモについて言及した。2日に、イギリス紙『ザ・サン』が報じている。

 アメリカでは、警察によるアフリカ系アメリカ人(黒人)への取り締まり方法に端を発する人種差別反対デモが激化している。現在、メジャーリーグサッカー(MLS)のモントリオール・インパクトで監督を務めるアンリ氏は、黒人男性のジョージ・フロイド氏が警察官による厳しい拘束で窒息死した事件と、その後に広がりを見せているデモについて、自身の考えを口にした。

「フロイド氏の悲劇的で不必要な死について語るために、私は数日間にわたって考えをまとめてきた。勢いにまかせて、憎しみや暴力的な感情を吐き出すのは簡単なことだろう。実際にそういった気持ちはまだ残っているけど、何とか冷静にやってみよう」

「なぜ、2020年になっても人種差別が起こっているのだろう? なぜ、人種差別主義者たちは、自分たちが応援するチームのためにプレーする黒人には拍手を送るくせに、路上では同じ黒人を罵倒するのだろう? なぜ、社会から人種差別を根絶するための対策が機能していないのだろう? 人種差別はあまりにも長い間続いていることだし、現代社会でこれを容認することは絶対にできない」

 アメリカの人種差別反対デモは過激化し、民衆と警察官が共に暴力を振るい、店舗や家からの略奪も行われる事態に発展している。アンリ氏は、これらの“暴走行為”を非難。「私は暴力、略奪、財産の破壊を擁護することはない」と語り、フロイド氏の死に抗議する方法はもっと別にあると主張した。

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