史上初のベスト8進出を果たしたコスタリカ代表 [写真]=Getty Images
ウルグアイ、イタリア、イングランドと歴代優勝国がひしめく「死のグループ」を首位で通過し、ベスト16ではギリシャを破り、コスタリカ代表は史上初のベスト8進出を成し遂げた。
この歴史的快挙にコスタリカ国内では連日連夜お祭り騒ぎが続いているが、そんな中、国民の間では快進撃を続ける代表チームにあやかろうという動きが起きている。コスタリカの一般紙『アル・ディア』によると、ワールドカップ開幕後に生まれてきた赤ちゃんに、代表選手たちと同じ名前を付ける親が急増しているのだ。
同紙によると、現代表選手の名前で“人気トップ3”は、初戦のウルグアイ戦でチーム最初のゴールを挙げたFWジョエル・キャンベル、イタリア戦の決勝点とギリシャ戦の先制点を決めたFWブライアン・ルイス、そしてここまで好守を連発し、ギリシャ戦ではPKをストップして勝利の立役者となったGKケイラー・ナバスの3人。
6月の1カ月間で「ジョエル」が22件、「ブライアン」が13件、「ケイラー」が4件と、計39件の届け出があったが、今年1月から5月の間で同様の届け出はわずか15件。つまり、ワールドカップ開幕月の1カ月だけで、それまで5カ月間の2倍以上に伸びたことになる。
大会開幕前には日本との親善試合で1-3と逆転負けを喫し、国内メディアから酷評されたコスタリカ代表のイレブンだが、今や彼らは国民的アイドルだ。
現地時間5日に行なわれる準々決勝オランダ戦で新たに活躍する選手が登場すれば、7月にはさらに別の名前の赤ちゃんが増えるかもしれない。
(記事/Footmedia)