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マラドーナがマラカナン入場を断られたと暴露…アルゼンチンの初戦を観戦できず

2014.06.19

マラドーナはマラカナンで入場を拒まれたと暴露 [写真]=Getty Images

 元アルゼンチン代表監督のディエゴ・マラドーナが、アルゼンチン代表の初戦が行われたマラカナンで入場を拒まれていたことがわかった。アルゼンチンのテレビ番組『De zurda』に出演した同氏は、「一部の大会関係者の悪意によって」試合を観戦できなかったと怒りをぶちまけた。

 スポーツ紙『Ole!』によれば、1歳になる息子ディエゴ・フェルナンドくんを連れてマラカナンを訪れたマラドーナがプレス専用口から入場しようとしたところ、係員が制止。マラドーナが解説者として出入りができる取材パスも持っていると説明しても、マラカナンに入ることが許可されなかったという。マラドーナが入場を拒否された理由については「過去にマラドーナが起こした不誠実」だそうだが、その詳細については明らかにされていない。

「あいつらは、オレを指一本通そうとしなかった。入場する資格を持っていないのと、入場を許されないのとは別問題だ。信用があれば入場を認められるが、そうでなければホテルに帰れってことだ。我々が受けた扱いのようにね」

 生観戦ができずにこうボヤいたマラドーナは、宿泊先のホテルに戻ってアルゼンチン対ボスニア・ヘルツェゴヴィナのゲームをテレビ観戦する羽目になった。この時マラドーナは息子にメッシのレプリカユニフォームを着せていたそうで、「息子に生でメッシのゴールを見せてやりたかった」と漏らしている。

 また、マラドーナはその試合を受けて、4年前は監督として率いていた同代表について以下のようにコメント。優勝の行方はまだ読めないと考えているようだ。

「アルゼンチンが優勝できるかどうか結論を下すには、他の代表チームの試合をもっと見ないといけない。ブラジル、フランス、オランダ、スペインは優勝を狙えるチームではない。アルゼンチンも、ボスニア戦を見る限り、世界王者になるレベルにはない。全く逆のことが言えればよかったのだがね。チームは、優勝するポテンシャルを秘めている。だが、他のチームにもそれだけの力はある」

(記事/Cartao Amarelo)

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