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カメルーン代表、ホテル内では24時間監視カメラで見張られることに

2014.06.11

エトーら選手はホテル内で厳しい管理下に置かれることに [写真]=Getty Images

 8日、ブラジル・ワールドカップで支給されるボーナス額についてサッカー連盟と合意に至ったことが発表され、無事にブラジル入りを果たしたカメルーン代表の選手たちだが、これにて一件落着というわけではなさそうだ。

 スペインのスポーツ紙『ムンド・デポルティーボ』によれば、同国サッカー連盟は宿泊先の「シェラトン・ヴィトリアホテル」に対し、大会期間中、選手たちが部屋に女性を連れ込まないよう、厳しく見張るように依頼したという。さらに、フォルカー・フィンケ監督や代表スタッフらは、各階の廊下に設置された監視カメラで選手たちの行動を随時チェック。なかでも、チームのリーダー格であるFWサミュエル・エトーとMFアレクサンドル・ソングの2人は“徹底マーク”するそうだ。

 カメルーン代表は、同ホテルの全231室のうち、5つの階にまだがる68室を使用。他の部屋には一般客が宿泊しており、ホテルに缶詰め状態というわけではないが、選手たちにとっては1つの楽しみを奪われた格好になるため、試合へのモチベーション低下につながり、再び内紛が起こる可能性も否定できない。

 果たして、選手たちはうまく気分転換を図り、ピッチの上で最高のパフォーマンスを披露できるのか。“不屈のライオン”と呼ばれる彼らの動向からはまだまだ目が離せない。

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