デミチェリスは2011年11月以降、代表から遠ざかっていた [写真]=Getty Images
アルゼンチン代表候補の30人に名を連ねたマルティン・デミチェリスが22日、首都ブエノスアイレス近郊のエセイサ国際空港に到着した。報道陣に囲まれたデミチェリスは、現在の心境を笑顔で説明した。アメリカのスペイン語スポーツメディア『ESPN Deportes』が伝えている。
マイクを向けられたデミチェリスは「2006年では選ばれなかったからね。そのときの記憶が鮮明に残っているから、今回だって最終的には落選するかもしれないし、あまり考え込まないようにしている」とコメント。それでも今回アレハンドロ・サベージャ監督から名前を呼ばれたことについては「もちろん嬉しい。でも23人に入らなければ…という焦燥感はないから、すごく冷静でいられているよ」と述べた。
2011年11月以降、代表から遠ざかっていたデミチェリスの選出を現地では「サプライズ」と報じているが、本人はさほど特別なこととは捉えていない様子だった。
所属するマンチェスター・シティが今シーズン、プレミアリーグで優勝したことに話題が及ぶと、「応援ありがとう。優勝は何度でも経験したいと思っている」と述べた。
(記事/Cartao Amarelo)