けがの状態について告白したファルカオ [写真]=Getty Images
1月に負傷した左ひざの状態がたびたび報じられ、世界中のサッカーファンの間でも近況が注目されているコロンビア代表のラダメル・ファルカオが、自身の体調と心境について告白した。コロンビアの首都ボゴタで流通している週刊紙『El Espectador』が伝えている。
先に発表されたワールドカップ代表候補の30人にファルカオの名前が入ったため、一部報道では「ファルカオのけがは予想以上に早く回復している」「ファルカオは試合に出られる」という情報も出された。しかし当の本人は自身の状態をきわめて冷静に分析した上で次のように説明している。
「W杯までに100パーセントに回復ことはないだろう。それは主治医に言われたことだし、私自身も感じていることだから受け入れるしかないと捉えている。でも完治しないからといって、W杯への出場を諦めたわけじゃない」
ファルカオは現在リハビリを終えていて、所属先のモナコでトレーニングに参加している。練習程度なら問題なくこなしていて、「W杯に間に合わせたい」と本人は意欲充分だ。少しでも可能性がある限り、ファルカオはW杯出場に向けて万全を期すことを誓った。
(記事/Cartao Amarelo)