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キリンホールディングス株式会社(社長 COO 南方健志、以下キリン)と、公益財団法人日本サッカー協会(会長 宮本恒靖、以下JFA)は共同で、2024年1月1日に発生した能登半島地震の復興応援プロジェクト「JFA・キリン ビッグスマイルフィールド」を昨年5月から継続して実施してきました。今回はその第7回目として「JFA・キリン ビッグスマイルフィールド in輪島市町野地区」を6月14日(土)に石川県輪島市立東陽中学校にて開催しました。開催地域の輪島市町野地区では、サッカー日本代表の町野修斗選手と地区の名前が同じというご縁から、兼ねてより地区をあげて町野選手の応援に取り組んでいます。その熱がこもった応援は町野選手ご本人にも届いており、この度初めて町野選手がサプライズでの現地訪問が実現しました。当日は元サッカー日本代表の永島昭浩さん、中西永輔さんもゲストとして登場し、老若男女で楽しめる “歩いて行うサッカー“ウォーキングフットボールや交流会を通して、被災地に笑顔を届けました。町野選手をずっと応援されていた、町野地区から参加の50代の女性は満面の笑顔で「応援していた町野選手に来場いただけるなんてびっくりでした。本当に嬉しかったです!」といった感想や、小学1年生の女の子は「おじいちゃんと一緒にできて楽しかったです。またやりたいです」など笑顔でお話しをいただきました。
「JFA・キリン ビッグスマイルフィールド」は、歩いて行うサッカー「ウォーキングフットボール」を通じて、性別や年齢、サッカー経験や障がいの有無に関わらず、被災地域のみなさんが一緒になって楽しむことができる機会を創出してきました。2024年は、5月に能登町、6月に輪島市門前地区・輪島市輪島地区、7月に珠洲市で開催しました。2025年は3月に輪島市三井地区、4月に金沢ゴーゴーカレースタジアムで開催し、参加者からは、「体を動かす機会がなかったので楽しかった」「新しい友達ができてうれしかった」などの声をいただき、多くの笑顔が広がりました。
第7回となる今回も地域の方々を招待し、町野選手のことを町をあげて応援している“町野地区”に、町野選手がサプライズ訪問する企画が実現。参加者の皆様と「ウォーキングフットボール」を通じて交流しました。今後もJFAとキリンは、必要とされる地域で「JFA・キリン ビッグスマイルフィールド」を開催し、歩いて行うサッカーを通じたコミュニティの活性化と、多くの方が笑顔になれる機会を、被災地域に寄り添いながら順次展開していきます。
参考)これまでJFAとキリンは、東日本大震災の復興応援プロジェクトとして、2011年から「JFA・キリン スマイルフィールド※1」、「JFA・キリン ビッグスマイルフィールド※2」や、2016年からは「JFA・キリン 熊本復興応援 サッカー教室※3」を実施するなど、サッカーを通じて、10万人を超える被災地の子どもたちや地域の人々へ笑顔を届けてきました。
※1 岩手/宮城/福島の小学校で6年に渡りサッカー教室を実施。693校、約10万人が参加
※2 「JFA・キリン スマイルフィールド」を子どもから大人まで、地域の皆さんが参加できるイベントへと進化。7会場約8,500人が参加
※3 熊本県内で被害が大きかった地域の小学校で、サッカー教室を4回実施
「JFA・キリン ビッグスマイルフィールド in輪島市町野地区」がスタート
当日はサッカー日本代表 町野修斗選手がサプライズで登場!参加者からは大きな歓声が!「応援してくれていることを知っていたので、ついに町野町にこれたことを嬉しく思っています!みんなでビッグスマイルになりましょう!」
当日は、能登地方で被災された方々や輪島市町野地区を中心に、1歳〜87歳まで老若男女の方々に参加いただきました。開会式ではキリンホールディングスの泉伸也より「今日はご参加いただきありがとうございます。歩いてプレーするサッカーなので、性別や年齢などに関わらず楽しむことができます。ボールをパスすると心の距離も縮まりますので、ぜひたくさんの方と楽しんでください」と挨拶を行いました。ゲストとして元サッカー日本代表 永島昭浩さん、中西永輔さんも登場し、永島さんからは「今日皆さんとサッカーができることを楽しみにしていました。笑顔をたくさん届けたいと思います!」と、中西さんからは「僕自身ウォーキングフットボールが初めてなので、怪我なく、みんなで楽しくウォーキングフットボールをしたいと思います!」とコメントをいただきました。
そして、町野町が地域をあげて応援している、サッカー日本代表 町野修斗選手が会場へサプライズで登場。拍手と歓声で会場が包まれました。町野選手からは「応援してくれていることを知っていたので、ついに町野町に来ることができたことを嬉しく思っています!皆さんにスマイルになってもらえるように、全力で頑張ります!みんなでビッグスマイルになりましょう!」と笑顔でコメントし、「JFA・キリン ビッグスマイルフィールド in輪島市町野地区」がスタートしました。
1歳〜87歳の参加者とゲストが一つになり、ゴールパフォーマンスを披露!サッカーを通じてみんなが笑顔に!
試合中にはゲストもそれぞれ各チームに入り、年齢や性別関係なく、チームみんなで意見を出し合い、思い思いのゴールパフォーマンスを考え、参加した家族と一緒に喜びのゴールパフォーマンスを披露しました。町野地区から参加した80代の男性からは「楽しかったですね!町野選手にも来てもらえて、子ども達も楽しんでいたので町野町にとってとてもいい機会だと思います」とコメントをいただきました。
町野選手「やっと町野町に来ることができました!子どもから大人の方まで幅広い方が楽しむことができて、すごく良いイベントだなと思いました」
永島さん「笑顔を届けたいという想いで参加をしましたが、笑顔や元気を逆にいただくことができました」
中西さん「皆さんと繋がりを感じることができ、大変すばらしい(イベントだ)と思いました」
閉会式では町野選手からご挨拶「“いつも勝手に応援しています”とおっしゃっていますが、勝手にではないのでこれからも応援していただけると嬉しいです。皆さんを笑顔にできるプレーを世界でも日本代表戦でも出来るように毎日頑張っていきます!」
閉会式ではJFA パートナー事業部 パートナーシップ推進第1グループ グループ長の二瓶貴大から、「皆さんの表情を見て今日一日楽しんでくださったことを感じて嬉しく思います。今後も、我々ができることを精一杯やっていきたいと思っています。そして世界一を目指して戦っている姿を通じて元気を与えられればと思っています!ぜひ今後も応援いただけると嬉しいです」と挨拶がありました。また、町野地区の皆様から“逆サプライズ”で、町野選手にイベント中に参加者がこっそり作成した応援フラッグを子ども達からお渡しすると、町野選手はびっくりしながらも満面の笑顔で受け取ってくれました。そのほか、町野復興プロジェクト実行委員会 委員長の山下祐介氏らから、花束とオリジナルTシャツが送られると町野選手からもサイン入りTシャツをプレゼントいただくなど、和やかな雰囲気でプレゼント交換が行われました。町野選手からは「“いつも勝手に応援しています”とおっしゃっていますが、勝手にではないので、これからも応援していただけると嬉しいです。皆さんを笑顔にできるプレーが「世界でも日本代表でも出来るように毎日頑張っていきます、短い時間でしたけど楽しかったです」と笑顔で語り、会場中が大きな拍手の中、イベントが終了しました。
By サッカーキング編集部
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