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キリンホールディングス株式会社(社長 COO 南方健志、以下キリン)と、公益財団法人日本サッカー協会(会長 宮本恒靖、以下JFA)は共催で、地理的条件などにより、つながる機会の限られている子どもたちに、サッカーを通じた”つながるよろこび”を届けるイベント「<JFA×KIRIN>キリンフレンドチャレンジカップ」の第2回目を9月21日(土)に栃木県那須烏山市立境小学校にて開催しました。境小学校と東京都狛江市の小学生総勢44名に加え、ゲストとして元サッカー日本代表 松井大輔さん、 元サッカー日本女子代表 岩渕真奈さんが参加し、子どもたちとも積極的に交流いただいたことで、たくさんの笑顔に溢れるイベントとなりました。
キリンは、JFAと価値共創を通じた社会課題解決を目指すとともに、持続可能な社会に向け、キリンのCSVパーパスの一つである「コミュニティ」に取り組んでいます。昨今において、少子高齢化が進み、日本全体の人口は減少傾向にあります。中でも過疎地域の人口は、都市部への人口流出などを背景に、全国と比較しても引き続き減少率が高いことが予想されており、地域コミュニティの活性化が求められています。
そのような地域の社会課題を解決するべく、地理的条件などにより、つながる機会の限られている子どもたちに、サッカーを通じた新たな仲間との“つながるよろこび”や地域交流を体感できる場として、昨年「キリンフレンドチャレンジカップ」を始動しました。
今回の第2弾開催にあたり、「日本サッカーを応援する自治体連盟」※加盟の全国435市区町村にお声がけし、応募をいただいた全ての自治体にヒアリングを行いました。そして今回は、本取り組みに強く共感いただいた、少子高齢化が進む栃木県那須烏山市の中でも、全校生徒51人という那須烏山市立境小学校に、全国の中でも2番目に小さな市である東京都狛江市の小学生を招いて開催しました。※サッカーを通じた地域の活性化や自治体間の交流と連携強化を目的とする団体
さらに今回は元サッカー日本代表の松井大輔さん、元サッカー日本女子代表の岩渕真奈さんもゲストとして登場。子どもたちと一緒にサッカーを通じた交流プログラムをはじめ、ゲストの体験談から友達や仲間の大切さを学び、心を開いて語り合う時間や、参加者同士で交流の思い出を形に残す製作の時間を共有しました。今後もJFAとキリンは、サッカーを通じて、人と人の新たなつながりを創出するとともに、たくさんの笑顔をつくり日本中を元気にしていきます。
「<JFA×KIRIN>キリンフレンドチャレンジカップ」第2弾がスタート
松井さん「皆さんこんにちは!今日は笑顔で、目一杯楽しみましょう!」
開会式ではキリンホールディングス(株)マーケティング戦略部の泉から「遠くに住んでいて、普段は交流する機会がないお友達とサッカーをしたり、お話しできる貴重な機会。ぜひみんな楽しんで、お友達をいっぱいつくってください!」と挨拶を行いました。その後、元サッカー日本代表の松井大輔さん、元サッカー日本女子代表の岩渕真奈さんが登場すると、会場からは大きな拍手と歓声が上がりました。松井さんは「今日は笑顔で、楽しみましょう!」第1回に引き続き参加いただいた岩渕さんからは「みんなでチームになって、つながる楽しさを感じながら、サッカーを通して良い時間にしましょう!」と挨拶をいただき、イベントがスタートしました。
サッカーを通じた新たな仲間との“つながるよろこび”を体感
最初は緊張が見られた子どもたちも、試合前のアイスブレイクにて松井さん、岩渕さんを交えて皆で円陣を組み、緊張がほぐれた様子。サッカーの試合がスタートすると、互いに声を掛け合い、「ボールいったよ!」「ナイスパス!」「やったー!」など新たな仲間との“つながるよろこび”を感じながら、楽しく身体を動かすことで、徐々にチームに絆が生まれていきました。参加した子どもたちからは「友達がたくさんできた!」「緊張したけど、思い切って声を掛けたら笑顔で応えてくれて嬉しかった」「サッカーをみんなでできて、とっても楽しかった!」等、イベントを楽しむ様子が多々見受けられました。そんな中、松井さん、岩渕さんも、子どもたちと笑顔で積極的に交流し、一緒にサッカーを楽しんでいました。
子どもたちが、作文や絵で今日の思い出を形に!「一緒にゴール決めたこと書いたよ!」「楽しかったね!」
サッカーが終わった後は教室に移動し、「今日友達に言われてうれしかった言葉」「思い出に残ったこと」「自分の夢」などを書き込み、それをもとにみんなでトークをする時間に。サッカーとは違った形での交流を通し、より仲が深まっていきました。さらに、今日1日の思い出を形に残すため、子どもたちが感じた素直な気持ちを作文や絵に残したり、大きなフラッグに相手の小学校に向けたメッセージを書き込みました。子どもたちが夢中になりながら思い出を語り、形に残す過程を楽しむ様子が見受けられ、たくさんの笑顔が溢れていました。松井さん、岩渕さんも積極的に子どもたちと交流を図り「あの時のパスよかったよね!」「ゴールした後の笑顔がとっても素敵だったよ!」など声を掛け、すっかり溶け込んでいる様子でした。
イベント終了後、お別れのシーンでは「また絶対会おうね!」「今度は東京に遊びに行くね!」
プログラム終了後は、境小学校の子どもたちが、東京に帰る子どもたちをお見送りに。名残惜しそうに握手やハグをしながら、最後の交流を行ったあとは、寂しそうな表情で見送る姿も。今日1日で育まれた絆を感じるシーンとなりました。
元サッカー日本代表松井大輔さん、元サッカー日本女子代表岩渕真奈さん インタビュー
Q1)最初は緊張の面持ちだった子どもたち同士が、徐々に打ち解けていく様子が印象的でした。参加してみた率直な感想をまずは教えていただけますでしょうか。
松井さん:始めは緊張していた様子もあったのですが、サッカーを通し交流して徐々に子ども同士が仲良くなり、笑顔を見ることができて嬉しかったです。新しい友達ができた!との声も聞くことができ、今回のイベントは本当に良い取り組みだと感じました。
Q2)プレー中、子どもたちに対して、積極的に声をかけていらっしゃる姿が印象的でした。実際にどのようなお話しや、やり取りをされていたのでしょうか?
岩渕さん:自分が褒められたら嬉しいタイプなので、ナイス!上手!などの声掛けをしていました。積極的に楽しんでくれる子が多く、とても嬉しかったですし、私も子どもたちの「新しい友達ができた」という言葉はとても嬉しくて、とても有意義な時間だったと感じました。
Q3)今回のイベントはキリンとJFAの共同で子どもたちの「つながり」や「笑顔」を生み出すためのイベントでしたが、このような活動を実施することについて、何か感じたことはありますか?
松井さん:笑顔や友達の輪が増えること、新たなつながりが増えるこのイベントはとても良い取り組みだと思います。今後もキリンさんには、このようなイベントをたくさんやって欲しいなと思います。
岩渕さん:去年も参加しましたが、今回も参加でき嬉しかったです。なかなか触れ合う機会の少ない子どもたちがこうして集まり、ボール一つで仲良くなれることは素敵だと思いました。今後もこのような活動にどんどん参加していきたいと思います。
キリンHD マーケティング戦略部 泉 伸也 インタビュー
昨年に引き続き「キリンフレンドチャレンジカップ」を実施させていただきました。このイベントを通して、子どもたちに「つながるよろこび」を感じてもらうことができていたら、とても嬉しいです。今後もキリンは、JFAと一緒になって、サッカーが持つ力を信じ、地域コミュニティの活性化につながるような活動や、人や地域をつなげるような活動はどんどん行なっていきたいと考えています。
By サッカーキング編集部
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