2016.08.26

【激アツ 本当はこんなにおもしろいJ2のススメ】J2から羽ばたいた男たち

編集者、サッカーライター、スポーツカメラマンを目指す人のためのアカデミー

「日本人で有名な選手はみんなもともとJ1なんでしょ?」。こんなふうに思っている人は少なくないのではと思います。でも、それは勘違いです。J2にもダイヤモンドはいるんです!
J1から来た者、数々のクラブを経験する中で芽が咲いた者、恩師に見いだされた者……J2には選手の様々な波乱の人生が見えます。その中でも才能に溢れながらも努力を続け、名声を勝ち取った男たちがいます。

文=中川翔士、近野章、三好記彰、望月遼太(サッカーキング・アカデミー
写真=Getty Images

柿谷曜一朗(セレッソ大阪)
1990年1月3日生まれ
Tokyo Verdy v Tokushima Vortis - J.League 2
セレッソ大阪に所属していたが、素行が原因でプロ4年目の2009年、徳島ヴォルティスに期限付き移籍。その後、テクニックやメンタルを強化し、セレッソ大阪へと完全復帰を果たす。日本代表として13年東アジアカップや14年ワールドカップに出場した。

香川真司(ドルトムント)
1989年3月17日生まれ
Tokyo Verdy v Cerezo Osaka - 2009 J.League 2
セレッソ大阪3年目の2009年にリーグ戦で27得点を記録。J2得点王に輝き、J1昇格に貢献した。10年のドルトムント移籍後も得点を重ね、ブンデスリーガ2連覇を経験。ブンデスリーガ年間ベストイレブンにも選ばれた実績を持つ。

齋藤学(横浜F・マリノス)
1990年4月4日生まれ
2011年に横浜F・マリノスから愛媛FCへレンタル移籍後、36試合で14得点をたたき出す。12年のロンドン・オリンピック日本代表選出を皮切りに13年、14年、16年と続けて日本代表に選出された。

ハーフナー・マイク(ADOデン・ハーグ)
1987年5月20日生まれ
Urawa Red Diamonds v Ventforet Kofu - J.League
アビスパ福岡、サガン鳥栖、ヴァンフォーレ甲府を経験した長いキャリアを持つ。甲府時代の2010年にはJ2の得点王に輝き、チームをJ1昇格に導いた。高さに加えて足元の技術やシュートの精度も高く、11年からは“海外組”としてプレーしている。

田中マルクス闘莉王(名古屋グランパス)
1981年4月24日生まれ
2001年、サンフレッチェ広島に加入。外国人枠の関係でスタメン定着には至らず、03年にJ2の水戸ホーリーホックに期限付き移籍。攻守の要として、DFながら42試合10得点という結果を残す。同年10月には日本国籍も取得。水戸での活躍により、“谷間の世代”と呼ばれていたアテネ・オリンピック代表の救世主として期待されるようになる。04年、浦和レッズに完全移籍。06年にはJ1優勝の立役者としてMVPを受賞している。先日、名古屋グランパスへの復帰がボスコ・ジュロヴスキー新監督より発表された。

塩谷司(サンフレッチェ広島)
1988年12月5日生まれ
FC Tokyo v Mito Holly Hock - J.League 2
柱谷哲二氏に才能を見いだされ、水戸ホーリーホックへ加入。翌12年の8月にサンフレッチェ広島へとステップアップを果たした。DFでありながら高い攻撃力でリオ五輪ではオーバーエイジ枠としてメンバーに選出され3試合にフル出場した。最終ラインから攻撃の起点となる選手である。

播戸竜二(大宮アルディージャ)
1979年8月2日生まれ
1998年、ガンバ大阪に加入。2000年、コンサドーレ札幌に期限付き移籍を果たしたが、開幕戦でゴールを挙げた直後に腰椎横突起骨折で長期離脱を強いられた。しかし驚異的な回復力を見せ、5月には戦線復帰。この年30試合に出場して15得点を挙げ、チームをJ1昇格へと導く。シーズン終了後のガンバ大阪への復帰が予想されていたが、翌年も札幌に残留し、サポーターの心をわしづかみにした。

川又堅碁(名古屋グランパス)
1989年10月14日生まれ
JEF United Chiba v Fagiano Okayama - 2012 J.League 2
2008年に、愛媛県立小松高校からアルビレックス新潟に加入。期待の大型FWとして注目されていたが4年間無得点に終わり、2012年にJ2のファジアーノ岡山へ期限付き移籍。J2を舞台に才能を開花させ、38試合18得点の結果を残す。

森脇良太(浦和レッズ)
1986年4月6日生まれ
2005年に、地元のサンフレッチェ広島ユースからトップチームに昇格した。2006年、J2の愛媛FCに期限付き移籍。「絶対に広島を見返す」と、環境の違いにも戸惑いを見せることなく、シーズン開幕時より右サイドバックの定位置をつかみ、2年間で79試合4得点の結果を残した。07年の天皇杯4回戦では、当時AFCアジアチャンピオンズリーグを制覇したばかりの浦和レッズと対戦。先制点をアシストし、愛媛のジャイアントキリング達成に貢献した。

中村航輔(柏レイソル)
1995年2月27日生まれ
Avispa Fukuoka v Cerezo Osaka - J2 Promotion Play Off Final
小学校から柏レイソル一筋のGK。2013年にトップチーム昇格を果たす。しかし定位置確保は難しく、15年に当時J2のアビスパ福岡へ期限付き移籍。シーズン中盤よりスタメンの座を射止め、チームのJ1昇格に貢献した。リーグ20試合でセーブ率86.8%という驚異的な結果を残し、今シーズンに柏に復帰した。

※データは2016年8月26日時点

■3つのポイントが、J1昇格を巡る争いを盛り上げる!

なかなか日の目を見ないJ2ですが、実はたくさんの魅力があります。毎週日曜日、J2を見ながらドキドキワクワクしてみませんか?
3つのポイントが、J1昇格を巡る争いを盛り上げる!

■ダイヤモンドの原石たち

香川真司や柿谷曜一朗が証明してみせたとおり、J2はダイヤモンドの原石たちが輝く舞台でもある。今シーズンも、さらなる飛躍を果たすべく、新星たちがJ2の荒波の中で躍動している。
ダイヤモンドの原石たち

■J2あるあるベスト11

日の当たることの少ないJ2リーグ……でも、応援や観戦にはやっぱり悲喜こもごもがあります。スタジアムへの行き方に迷ってサポーター同士の友情が芽生えたり、日曜開催だから翌日の仕事がつらくて土曜開催をうらやましく思ったり……。元日本代表が活躍していたり、気になるクラブハウスがあったり……。そんな“J2あるある”をJ2をこよなく愛するサッカーファンがベスト11形式で紹介します! J2ファンなら思わずニヤリとしてしまうものもあるかもしれません。
J2あるあるベスト11

■カズさんに会いたいから横浜FCの練習場に行ってみた。

誰もが知るJ2戦士といえば、カズさんこと三浦知良だ。横浜FCに所属し、Jリーグ最年長ゴール記録を更新し続けている。日本サッカー界の英雄に会いに行こう――俺たちは、ひと夏の思い出をつくるべく冒険を計画した。これこそ「激アツ 本当はこんなにおもしろいJ2のススメ」という特集のメーン企画と言っていい。スティーブン・キング原作の映画『スタンド・バイ・ミー』の少年たちのように胸をわくわくさせながら、俺たちは横浜FCの練習場「LEOCトレーニングセンター」を目指した。
カズさんに会いたいから横浜FCの練習場に行ってみた。

●当記事はサッカーキング・アカデミーの短期セミナー「サッカーキングの特集ページを作ろう!」の参加者が企画立案から原稿執筆まで担当しました。
●「編集・ライター科」と「カメラマン科」について詳しく知りたい方は、資料請求でスクールパンフレットをお取り寄せください。送料無料です。

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