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川崎Fが激戦を制して2年連続のルヴァン杯ベスト4へ! 浦和は中島の直接FK弾で追いつくも及ばず

2025.09.07

川崎Fが浦和に勝利して準決勝に進出した [写真]=清原茂樹

 2025JリーグYBCルヴァンカップ準々決勝・セカンドレグが7日に行われ、川崎フロンターレ浦和レッズが対戦した。

 準々決勝から参戦した両チームによるファーストレグは、川崎Fの伊藤達哉が後半アディショナルタイムに劇的なゴールを決めてドロー決着に終わった。運命のセカンドレグ。準決勝への切符を勝ち取るのはどちらか。

 試合は、川崎Fの脇坂泰斗がボックス内で浦和のダニーロ・ボザに倒されPKを獲得する。そして18分、キッカーのエリソンがこれを決めて川崎Fが一歩前に出た。

 先制した川崎Fは徐々に勢いに乗り、追加点のチャンスを作っていく。一方の浦和はなかなかシュートまで持ち込めない状況が続く。前半は川崎Fの1点リードのまま終えた。

 1点を追う浦和は、ハーフタイムに松本泰志とマテウス・サヴィオに代えて柴戸海とファーストレグで得点を決めた中島翔哉が途中出場。ここで勝負に出る。すると浦和はリズムを取り戻し、試合の主導権を握っていく。

 浦和は72分、これが加入後初出場となるイサーク・キーセ・テリンがピッチに入ると直後の74分、そのテリンが右サイドからのクロスに対して飛び込むように右足で決め、浦和が試合を振り出しに戻した。

 追いつかれた川崎Fは試合終了間際の88分、伊藤達哉がボックス手前からゴール右上にシュートを突き刺して再びリードを奪う。だが直後の90分、浦和がFKのチャンスを得ると、キッカーの中島が放ったシュートが直接ゴールネットを揺らし、またしても同点に追いつく。試合は90分で決着がつかず、延長戦に突入した。

 延長前半、川崎Fの伊藤がボックス内で倒されてPKを獲得。重圧がのしかかる場面で途中出場の宮城天が冷静にゴール右隅に沈め、川崎Fがリードを奪った。

 試合は川崎Fが3-2で浦和に勝利。激戦を制した川崎Fが準決勝への切符を勝ち取った。準決勝は10月8日と同12日に行われ、柏レイソルと横浜F・マリノスの勝者と対戦する。

【スコア】
川崎フロンターレ 3-2(2戦合計スコア:4-3) 浦和レッズ

【得点者】
1-0 18分 エリソン川崎フロンターレ/PK)
1-1 74分 イサーク・キーセ・テリン浦和レッズ
2-1 88分 伊藤達哉川崎フロンターレ
2-2 90分 中島翔哉浦和レッズ
3-2 96分 宮城天川崎フロンターレ/PK)

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By サッカーキング編集部

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