神戸に勝利したFC東京イレブン [写真]=兼子愼一郎
28日、ルヴァン杯グループB第2節FC東京対ヴィッセル神戸が行われた。
それぞれ第1節で勝利を挙げたチーム同士の、2連勝が懸かった一戦。互いに日本代表に招集されチームを離れている主力もいる中、『味の素スタジアム』でキックオフした。
試合が動いたのは11分、FC東京のFWディエゴ・オリヴェイラが相手ディフェンスラインの背後へ出された浮き球のパスに反応。抜け出したD・オリヴェイラは、神戸のGK廣永遼太郎と1対1を迎えると、ボールを右にずらしてかわし、最後は無人のゴールへとシュートを決めた。D・オリヴェイラはこれで公式戦3試合連続のゴールを記録している。
先制に成功したFC東京は、その3分後にも追加点を挙げる。廣永から神戸のMF安井拓也へボールが渡ると、FC東京のMF高萩洋次郎が高い位置から激しくプレス。これによってコントロールが乱れたところを回収したMF三田啓貴が、ペナルティアーク内から左足でゴール下へとシュートを突き刺した。前半はこのまま2ー0で折り返す。
迎えた後半、神戸は立ち上がりからCKなどでチャンスを迎えるも、なかなか得点を奪うことができない。60分近くにはMFセルジ・サンペール、MF山口蛍、FW藤本憲明の3選手が同時に交代出場。しかしそれでもFC東京の守備は崩せず、逆にカウンターからチャンスを作られるシーンも増えた。
そして試合は、結局このまま動かず試合終了。ホームで勝利したFC東京が、ルヴァン杯2連勝を飾った。
■得点者
1ー0 11分 ディエゴ・オリヴェイラ
2ー0 14分 三田啓貴
■グループステージ第2節・グループB順位
1位 FC東京(6/+3)
2位 神戸(3/0)
2位 大分(3/-1)
3位 徳島(0/-2)
By サッカーキング編集部
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