日本代表は12日、2日後に迫った『キリンチャレンジカップ2025』のブラジル代表戦に向け、千葉県内で調整。練習後にDF長友佑都(FC東京)がメディア対応に応じ、間近に迫ったブラジル戦に向けて意気込んだ。
日本代表はこれでまで、ブラジルと12戦して一度も勝ったことがない。そんな中、過去に5度、日本代表としてブラジル代表と対戦した経験を持つ長友は、「世界トップクラスのチームというのは間違いないと思うんですけど、最強ではないと思う」と主張。南米予選を5位で通過した現状を指摘しつつ、「僕が今まで見てきた、やってきたブラジルの方が強いんじゃないかと個人的には思っている」との見解を示し、「最強ではないので日本にもチャンスはあるはず。逆に言えば、今のブラジルに大差で負けるようだとW杯優勝の道は険しい。良い試合ができないと先は難しくなってくる」と続けた。
そのブラジル代表相手に、引いて守りを固めるという選択肢も考えられるなか、長友は「今の時点では考えていないと思います」と述べ、「まずは今までやってきたようなハイプレスもそうだし、全部はいけないですけど、前で奪うことも含めてチャレンジすることで課題が出てくる。そのチャレンジはしたい」とコメント。カタールW杯で見せたような、守りを固めてからのカウンターは「ある程度、自分たちの経験としていつ立ち返ってもできる」とし、これまで挑戦してきた積み重ねの先に何が見えてくるかが大事になるとの考えを示した。
W杯優勝候補の一角でもあるブラジル代表との一戦は、東京スタジアムにて10月14日(火)19時30分キックオフ。試合の模様はテレビ朝日系列で全国生中継、ABEMAで生配信される。
By サッカーキング編集部
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