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「奪った後にもっと早く仕掛けることを意識」 MF鎌田大地、“アジアの外”で得た収穫

2025.09.10

後半途中から出場した鎌田 [写真]=Getty Images

 日本代表MF鎌田大地クリスタル・パレス/イングランド)が、現地時間9日のアメリカ戦後にインタビューに応じた。

 FIFAワールドカップ26を10カ月後に控えるなか、日本代表は、9月の代表ウィークでホスト国となるアメリカでの遠征を実施。1試合目のメキシコ戦を0-0で終えた“サムライブルー”は、現地時間9日にアメリカ代表と対戦した。が、30分に先制点を喫すると、64分には2失点目を許す展開に。その後も、カウンターからピンチを招くなど、0-2のスコア以上に完敗だった。

 試合後、途中出場となった鎌田は、「立ち上がりはチームとしていい戦いができていましたが、いいときに1失点目を許して、自分たちで苦しい展開にしてしまいました。2失点目に関しては、本当に簡単にやられすぎですし、ああいう失点を喰らうと試合が終わってしまうので、(そういう意味で)もったいない試合だったと思います」と振り返った。

 鎌田は、1点ビハインドで迎えた62分からピッチに立ったわけだが、森保一監督に求められた役割については、「僕自身は、チームがなかなかボールを握る時間が少なかったので、しっかりゲームを落ち着かせるという部分と、中盤だったので守備の部分をしっかりやってほしいという感じ」と告白。続けて「やっぱり、アジア最終予選と違って、こういういいチームと対戦すると、自分たちが完全に崩して点を取るのは難しいと思うので、今日もボールを奪ってからチャンスがありましたけど、ああいうシーンを増やしていく必要があります。チームとして、奪った後にもっと早く仕掛けることを意識して、やっていかないといけません」と“アジアの外”に出た、アメリカ遠征での収穫を語った。

 最後に、プレミアリーグでさらなる成長を遂げる、と意欲を燃やす鎌田は、「チームで求められることをしっかりして、試合に出続けることが大事だと思います。ああいう場にいれるだけで選手として成長できるので、まずはポジション争いに勝って試合に出続けたいです」と決意を述べている。

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By サッカーキング編集部

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