パリオリンピック(五輪)の出場権をかけた『AFC U23アジアカップ カタール2024』が16日に行われ、グループBに所属するU-23日本代表は初戦でU-23中国代表と対戦。前半途中に退場者を出しながらもMF松木玖生(FC東京)のゴールにより1-0で勝利した。
試合後、開始早々の8分にMF山田楓喜(東京ヴェルディ)の左足クロスに反応してゴール前に侵入し、貴重な先制点を挙げた松木は、「うまくサイドからボールが来て合わせるだけだったので、早い時間帯に得点を取れて本当に良かったです」と得点場面を振り返り、「楓喜くんがインスイングで蹴ってくる時に、あそこは絶対入ろうと練習からやっていました」とコメント。狙い通りの形だったことを強調し、「あんなに良いボールがくるとは思っていなかったですけど、冷静に決め切ることができてよかったです」と笑みを見せた。
一方、先制後の17分にDF西尾隆矢(セレッソ大阪)が一発レッドで退場となり、数的不利な状況になった際には、「結構早い段階だったので、この時間を守り切るのは厳しいかなと思いました」と感じていたことを明かしつつ、「タフに戦い続けて守ることができて、あわよくばセットプレーでもう1点をとりたかったですけど、そういったところも自分たちの強さが出たところかなと思います」と続け、逆境を跳ね除ける強さを見せられたことへの手応えも口にした。
また、厳しい状況の中で勝ち点3を獲得できたことについても言及。「苦しいゲームを勝ちきれたのは大きいですし、次につながったと思います。リーグ戦を勝ちで終わるのと、引き分けで終わるのは全く別物なので、勝ちで終われて本当によかったです」と胸を撫で下ろしつつも、「次の試合もタフになるだろうし、今日はアクシデントもありましたけど、11人でできるところも見せたいですし、中2日ですけど、コンディションも整えてやっていきたいと思います」と、3日後に行われる19日のU-23UAE代表戦を見据えた。
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By サッカーキング編集部
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