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南野拓実、「完璧」な相棒とアジア制覇へ「歴史を作りたい」

2024.01.16

[写真]=兼子愼一郎

 2024年1月16日、新たに発表されたアディダスのスパイク『PREDATOR(プレデター』シリーズ最新作。

 誕生から30周年を迎えた同シリーズをプロ入り当時から愛用し、今作も着用する予定の南野拓実に、最新作のおすすめポイントやスパイクへのこだわり、伝統ある『プレデター』シリーズの印象を聞いた。

インタビュー=小松春生
取材協力=アディダス

南野拓実

[写真]=兼子愼一郎

―――蹴ってみての感想はいかがですか?

南野 まず感じたのが、すごく履きやすいということです。昔からプレデターシリーズはカンガルーレザーを使っていて、履きやすさもあり、印象もすごく良かったんですが、今作も人工の革なのに、履きやすさは毎回どんどんアップデートされていて、シュートの感覚もタッチの感覚もすごくやりやすく、すごく気にいっています。

―――南野選手は長年プレデターシリーズを愛用しています。

南野 僕のすごくお気に入りのシリーズです。昔からプレデターシリーズへの憧れが強く、それを今、自分が入ってプレーできることがすごく光栄ですし、今作のプレデターもベロがあって、昔のプレデターが強くイメージできる、サッカーファンの方もすごく心をくすぐられる見た目にもなっていて、僕も早く履いてプレーしたいですね。僕の中では「アディダス=プレデター」という感覚ですし、自分のプレーにも一番合っていると思っています。

―――プレデターシリーズとはどういうものか、ぜひ南野選手から説明していただけますか?

南野 特徴的なカーブラインは、今回も伝統として引き継がれている部分ですし、アディダスの3本ラインが白でしっかりと印象に残るデザインもいいですね。今までのプレデターのデザインを引き継ぎながらアップデートされていることがすごく印象的です。

南野拓実

[写真]=兼子愼一郎

―――無茶ぶりですが、一言で表すと?

南野 「完璧」「パーフェクト」という表現が近いのかな。今まで数々のスーパースターが履いてきたスパイクで、僕の印象として、その時代のサッカー界を背負ったパーフェクトな選手たちが履いてきたイメージがあるんです。だから、プレデターを履くときはそういった選手たちのプレーをすごく連想させられるし、そういうプレーができそうな気分になれるスパイクですね。

―――南野選手が持っているスパイクのこだわりは何でしょう。

南野 履き心地は常に大事にしています。あとはクイックネス、ターン、切り返したときの一体感はも大切にしていて、それはアディダスのどのスパイクでも、常に僕の感覚にピッタリなものがあるので、いつも満足していますし、スパイクに常に求めている部分ですね。

―――スパイクの使い方でのこだわりはありますか?

南野 オーソドックスかもしれないですけど、3足ぐらいを練習から試合までローテーションで使い切るのが僕のパターンです。練習と試合を分けるより、試合で使うスパイクを常に練習から慣らしておきたい。試合ではその時のフィーリングで、その中からスパイクを選んでプレーすることが僕のルーティンですね。昔から練習と試合を分けずにプレーしてきました。

南野拓実

[写真]=兼子愼一郎

―――プレデターの新作で大きなポイントとして、非常に軽量化しました。

南野 それは僕も大きなポイントだと思っています。プレデターシリーズは少し重たい印象を持たれていたかもしれないですけど、今回のプレデターは本当に軽くて。だからクイックネスを求めるという僕の要望にもしっかり応えていただいているなと思いますし、そういうタイプの選手たちにもどんどん履いてほしいです。より自分のストロングポイントを伸ばしてくれる、本当に完璧なシューズです。

―――南野選手や過去の名手に憧れてプレデターシリーズ履く現役プレーヤーにメッセージをお願いします。

南野 スパイク選びでは見た目などいろいろな理由があると思いますが、プレデターはその中でも数少ない、歴史あるスパイクです。だから、プレデターを履くとはどういうことなんだろうと、今まで履いていた選手たちを見ると感じると思うし、自分の憧れの選手がいたりもすると思うので、歴史を感じながらスパイクを履いてくれたらもっと愛着が持てると思いますし、僕もそういう歴史を作っていきたいですね。

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【PREDATOR(プレデター)】


誕生から30周年を迎え、ゴールスコアラーのために生まれ変わったアディダスフットボールのフランチャイズ『PREDATOR』が登場!
今回新しくなった「プレデター」は誕生30周年を祝い、アイコニックな「フォールディングタン」や、ブラック、ホワイト、レッドのカラーパレットなど、90年代初期の「プレデター」を象徴するDNAを踏襲しながら、軽量化や大胆なカラーリングを施し、現代のゴールスコアラーのためのスパイクへと生まれ変わりました。また、シュート時により強いインパクトを生み出せるよう、重量やグリップ力にもアップデートを施し、試合を決めるゴールのために生み出されたスパイクとなっています。重量については190g(プレデターELITE LL FG、27.0cm片足)と、これまでのプレデターシリーズの中で最も軽いモデルへと昇華しました。レースモデルやレースレスモデルはもちろん、アイコニックなフォールディングタンを施した3つのバリエーションで展開します。

「プレデター(PREDATOR)」が持つテクノロジー

新しいプレデターの狙いはただひとつ。ゴールネットを揺らすこと。ひたすらゴールを量産するために、新しいシュートテクノロジーとストライクスキンを採用して進化を遂げました。重量は190g(プレデターELITE LL FG、27.0cm片足)と、これまでのプレデターシリーズの中で最も軽いモデルとなりました。アッパーには、「ストライクスキン」や「ハイブリッドタッチ2.0」を用いることで、安定性と快適性、グリップ力を向上させ、パワーのあるシュートに貢献します。

シリーズで最も軽いモデルに

試合展開が加速し、試合中の適応力の重要性が高まる今、プレデターシリーズの中で最も軽いモデルへと昇華しました。鋭いグリップやダイナミックな切り返しに貢献します。

ストライクスキン

戦略的に配置したラバーフィンがボールとのグリップ力を高め、パワーのあるシュートに貢献します。

ハイブリッドタッチ2.0

合成スウェードとフォイル素材を改良して、つま先部分の安定性と快適性を向上。グリップ力、フィット感に貢献します。

「プレデター(PREDATOR)」着用予定選手
南野拓実、細谷真大、浅野拓磨、藤野あおば、ジュード・べリンガム、トレント・アレクサンダー・アーノルド、ガブリエル・ジェズス、ペドリ、アレッシア・ルッソ、カディディアトゥー・ディアニ他


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By 小松春生

Web『サッカーキング』編集長

1984年東京都生まれ。2012年よりWeb『サッカーキング』で編集者として勤務。2019年7月よりWeb『サッカーキング』編集長に就任。イギリスと⚽️サッカーと🎤音楽と🤼‍♂️プロレスが好き

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