日本代表は10日、国際親善試合でドイツ代表と対戦し、1-4で勝利した。
試合後、センターバックとして攻守に存在感を示した日本代表DF冨安健洋(アーセナル/イングランド)がフラッシュインタビューに応じ、今回の一戦を振り返った。
冨安は、「まずはしっかりと勝てたということが大きいですし、あとはゲームをうまく進めるというか、1点とって追いつかれたあと、2-1にして前半を折り返して、しっかり守りながら、それでも追加点を取りにいくという指示は森保さんから出ていたので、守りながら最後、3点目、4点目をとれたので狙い通りの試合ができたのではないかと思います」とコメント。良い守備から良い攻撃というコンセプトを遂行できたことへの手応えを口にした
また、後半は5バックにしてシステムを変更するなかでドイツの攻撃にも対応。「ラインが下がってしまうと、中盤や前の選手に少しずつ影響がでて、回させているというより押し込まれて回されている状況になってしまうので、ラインを高くしてコンパクトに保つというのは、DFライン全体で試合前から話していたことだったので、それはしっかりできたのかなと思います」と振り返り、チーム全体の意思統一がとれていたことも強調した。
これでカタールW杯に続くドイツ相手の勝利となったが、冨安は「相手は同じドイツですけど、W杯の勝利とはまた違った勝利だと思うので、次につながるものだと思います」と述べ、終始劣勢だったW杯から成長しているとの見解を示した。さらに「サポーターの皆さんにはもっともっと期待してほしいですし、W杯まで3年ありますけど、そこに向けてより良いチームになってベスト8の壁を破って上にいくことを今から意識してやっていきたいと思っている」と続け、さらなる高みを見据えた。
次戦は12日(火)の21時20分から、セゲカ・アレーナ(ベルギー)にてトルコ代表と対戦する。
By サッカーキング編集部
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