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U-20日本代表、W杯グループリーグ敗退が決定…“世界一への挑戦”は1勝2敗で終戦

2023.05.29

イスラエル戦の先発メンバー [写真]=Getty Images

 FIFA U-20ワールドカップアルゼンチン2023に参戦しているU-20日本代表のグループリーグ敗退が確定した。

 MF松木玖生FC東京)やFW福田師王(ボルシアMG)、DFチェイス・アンリ(シュトゥットガルト)といったタレントを擁し、3大会連続の決勝トーナメント進出、そしてアジア勢初の優勝を目指した日本。現地時間21日に行われたセネガルとの初戦では、前半に松木が挙げたゴールを守り抜き1-0で白星発進を飾ったものの、24日のコロンビア戦では痛恨の逆転負けを喫し、1勝1敗でグループ最終戦を迎えていた。

 27日に行われたイスラエルとのグループ最終戦では、前半終了間際に坂本一彩ファジアーノ岡山)のヘディングで先制し、68分には相手が1人退場となる有利な展開に。しかし、76分に試合を振り出しに戻されると、後半アディショナルタイムに痛恨の勝ち越しゴールを献上し、1-2で逆転負け。この結果、日本は1勝0分2敗(得失点差−1)の3位でグループCの戦いを終えた。

 今大会は、各グループ上位2チームに加え、3位チームの成績上位4チームにも決勝トーナメント進出の権利が与えられるレギュレーションが採用。日本は第3戦終了時点で、各グループ3位チームの4番手に付け、わずかながらにグループリーグ突破の可能性を残した。決勝トーナメント進出の可能性は、現地時間28日に行われるグループEおよびFの第3戦の結果に委ねられることとなった。

 迎えた28日、グループEでは、ともに勝ち点「3」で並ぶ2位ウルグアイと3位チュニジアが激突し、1-0でウルグアイが勝利。この結果、グループEで3位となったチュニジアの成績(1勝0分2敗・得失点差+1)が日本を上回ったため、この時点で日本のグループステージ敗退が決定した。なお、日本がU-20ワールドカップでグループステージ敗退に終わったのは、2001年大会以来となっている。

 各グループの最終順位、および各グループ3位チームの戦績は以下の通り。
※()内は勝ち点/得失点差

〈グループA〉
1位 アルゼンチン(9/+9)
2位 ウズベキスタン(4/+1)
3位 ニュージーランド(4/−4)
4位 グアテマラ(0/−6)

〈グループB〉
1位 アメリカ(9/+6)
2位 エクアドル(6/+9)
3位 スロバキア(3/+1)
4位 フィジー(0/−16)

〈グループC〉
1位 コロンビア(7/+2)
2位 イスラエル(4/±0)
3位 日本(3/−1)
4位 セネガル(2/−1)

〈グループD〉
1位 ブラジル(6/+7)
2位 イタリア(6/+2)
3位 ナイジェリア(6/+1)
4位 ドミニカ共和国(0/−10)

〈グループE〉
1位 イングランド(7/+2)
2位 ウルグアイ(6/+4)
3位 チュニジア(3/+1)
4位 イラク(1/−7)

〈グループF〉
1位 ガンビア(7/+1)
2位 韓国(5/+2)
3位 フランス(3/±0) 
4位 ホンジュラス(1/−3)

◼︎グループ3位チームの戦績
1位 ナイジェリア(6/+1)
2位 ニュージーランド(4/−4)
3位 スロバキア(3/+1)
4位 チュニジア(3/+1)
───────決勝トーナメント進出───────
5位 フランス(3/±0) 
6位 日本(3/−1)

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