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U20日本代表がFW陣の活躍でヨルダンに快勝! 3大会連続となるU20W杯の出場権を獲得

2023.03.13

 AFC U-20アジアカップウズベキスタン2023の準々決勝が12日に行われ、グループDを首位で突破したU-20日本代表は、グループCを2位で通過したU-20ヨルダン代表と対戦した。

 この試合に勝利すると、今年の5月から6月にかけてインドネシアで行われる『FIFA U-20ワールドカップ インドネシア2023』の出場権を手にできる重要な一戦。日本は、グループステージの最終戦から4選手を変更。FW坂本一彩(岡山)が初戦以来の先発起用となり、ここまで3得点を挙げているFW熊田直紀(FC東京)はベンチスタートとなった。

 中盤の底にMF山根陸(横浜FM)とMF佐野航大(岡山)を置き、MF松木玖生(FC東京)がトップ下、右にMF甲田英將(名古屋)、左に北野颯太(C大阪)という布陣でこの一戦に臨んだ日本。立ち上がりはヨルダンの強度の強さに苦しむ場面も見られたが、徐々にボールを保持する時間を伸ばし、佐野のミドルシュートなどでゴールを脅かす場面も作り始めた。

 28分には、右サイドから甲田がボックス内に送ったセンタリングがファーサイドまで流れ、待ち構えていた北野が右足でシュートを放つも、これは枠を捉えきれない。さらに前半の終盤には、右サイドを駆け上がったDF屋敷優成(大分)と松木が絡み、最後はニアサイドの坂本がシュートを放つもゴール右に外れてしまう。その後もDF高橋仁胡の鋭いクロスがオウンゴールを誘発しそうになったが、GKのセーブによりゴールレスのまま試合を折り返した。

 ゴールの欲しい日本は54分、高い位置でのボール奪取から北野がボックス左に侵入。深い位置からマイナスのボールを中央に送り、これを坂本が右足でゴール右に流し込んだ。先制した日本は、62分にMF永長鷹虎(川崎F)と熊田を入れると、70分に左サイドでボールを持った北野がカットインから右足を振り抜き、GKに弾かれたボールを熊田が頭で押し込み、貴重な追加点を奪った。

 今大会4得点目となった熊田は76分にも北野のクロスをボックス中央で受けると、胸でのトラップから左足を振り抜きゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定でノーゴールに。その後、北野に代えてMF安部大晴(長崎)を送り出し攻守のバランスを整えた日本が最後まで

 この結果、日本は3大会連続11回目となるU-20W杯の出場権を獲得。次の目標は2大会ぶりの優勝となる。まずはファイナリストの座をかけて、15日にU-20イラク代表との準決勝に挑む。イラク代表との一戦は、日本時間同日19時から行われ、DAZNでライブ配信される予定となっている。

【スコア】
U20日本代表 2-0 U20ヨルダン代表

【得点者】
1-0 54分 坂本一彩(U20日本代表
2-0 70分 熊田直紀(U20日本代表

【スターティングメンバー】
▼U-20日本代表(4−2−3−1)
GK:木村凌也
DF:屋敷優成、菊地脩太、田中隼人、髙橋仁胡
MF:山根陸、佐野航大;甲田英將(62分 永長鷹虎)、松木玖生、北野颯太(77分 安部大晴)
FW:坂本一彩(62分 熊田直紀

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By サッカーキング編集部

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