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板倉滉、ガーナ戦で実施の3バックは「イメージできていた」…ブラジル戦の手ごたえも語る

2022.06.11

ガーナ代表戦で後半開始時から途中出場した、日本代表の板倉 [写真]=Getty Images

 日本代表DF板倉滉(シャルケ/ドイツ)が11日、メディア対応を行った。

 日本代表は、10日に行われたキリンカップサッカー2022でガーナ代表に4-1と快勝。14日の決勝ではチュニジア代表と対戦することになった。

 板倉は、ガーナ代表戦で後半開始時から途中出場。堅い守備を見せ、後半を無失点に抑えたチームに貢献した。また、ガーナ代表戦の途中から、日本代表は3バックでの対応を実施。板倉は「時間は短かったですが、この形もあると示せた。出来がどうこうというより、まずトライできたことがポジティブだと思います」と、オプションの一つとして3バックを試せた意義を強調し「アンダーの時から森保さんの下で3バックはやっていたので、イメージはできていました」と語った。

 6日に行われたキリンチャレンジカップ2022のブラジル代表戦は、0-1というスコアながらFIFAランク1位の“凄み”を随所に感じた試合でもあった。板倉は、FWネイマール(パリ・サンジェルマン/フランス)の決定的なシュートを体を張ってブロックするなど守備に奮闘した。

「ブラジルレベルだと、ロングパス1本で通してくる精度がある。ネイマールもシュートを打てる位置にボールを置けちゃうクオリティがあって、そういう選手に対して良い準備ができたかなと思います。(ネイマールの)胸トラップのところでミスもあるかなと思ったんですけど、そこはレベルが高く、一発でシュートを打てる位置に置いたので。そこは予測していて、対応できました。あの時点でペナルティエルアに入っていたし、ボールが浮いていて頭ではいけない感じだったので、まずシュートブロックに入ろうと思って動きました」

 今年11月21日に開幕するFIFAワールドカップカタール2022で、日本代表はドイツ代表、スペイン代表とグループステージで対戦する。仮に、キリンチャレンジカップ2022のブラジル代表戦をワールドカップ初戦のドイツ代表戦に見立てると、ガーナ代表戦は“初戦を落とした後の第2戦”というシチュエーションになる。板倉も「連敗できないという思いで昨日は臨みました」と、本番を想定してガーナ代表戦に臨んだという。

「勝つことができたのはプラスに捉えたい。東京五輪は中2日での試合だったので、もう1日あるのは大きいと思っています」

「3試合(パラグアイ代表戦、ブラジル代表戦、ガーナ代表戦)全てに出場して、ボランチもセンターバックもやって、充実感というよりもいろいろな選手とやることでコミュニケーションを取りながらできています。僕に限らず、いろいろな選手が出場しているので、そこはポジティブに捉えられるし、次につながります」

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By サッカーキング編集部

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