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日本代表が世界のトップに勝つために…森保監督「ブラジルが教えてくれた」

ガーナに4-1で勝利した日本代表 [写真]=兼子愼一郎

 キリンカップサッカー2022が10日に行われ、日本代表がガーナ代表を4-1で下した。

 試合後、日本代表の森保一監督はオンライン会見で、「勝負の部分ではブラジルに負けた後、ガーナ戦へ勝利に向けていい準備を選手がしてくれました。第1戦から第2戦、第3戦とメンバーを変えながら戦っていますが、チーム全体でブラジル戦の高い基準を持って、誰が出ても勝つ、誰と組んでもチームとして機能するということに高い意識を持ってくれたことが勝利につながった」と振り返った。

 先制点は右サイドで久保建英堂安律山根視来のパス交換から最後は山根が決めた。「練習で確認したことと、互いの良さを出して3人がいい形で作用してくれました。練習で配置は確認していましたが、試合までに3人がコミュニケーションを取って、いい準備をしてくれた形が結果として出たと思います」と評価し、失点つながった山根のパスミスのシーンについても、まだ試合後の会話をしていないためにパスを出そうか、キックミスなのかはわからないと前置きした上で、「ただクリアをするのではなく、守から攻のところで保持しながら組み立てることはトライしてほしいと試合前のミーティングでも話しました。失点につながっているので、改善はしてほしいですが、選手たちは恐れずにチャレンジしてくれたことは評価したいです」とコメントしている。

 A代表初ゴールとなった久保、前田大然については「トライし続けてくれていますし、この試合でも個人の結果を出していく、かつチームの中で良さを出していこうとしたことが得点につながったと思います。結果が出ても、出なくても、彼らが日々努力を続けていることが結果につながった」と、姿勢を称え、特に久保について問われると「代表に生き残れるかのプレッシャーを自分にかけながら戦っていることがメンタル的に非常に出ていました。個の力の部分はこれまで通りアグレッシブにやりながら、チームとして献身的に連携・連動を使い分けて戦ったことが結果につながったと思います」と答え、攻撃では個での仕掛けと周囲との連携で的を絞らせなかったこと、守備では後手を踏んだとしても食らいつくトライをしてくれたことは良かったとし、「もともと高い意識を持っていますが、変わっていってほしい。1試合で変わることはないと思うので、期待に応えられるように続けてほしいです。日本の皆さんがタケの成長に大きな期待を寄せていることは、彼にとって大変なことですが、期待されることは選手として誇りになること」と、改めて期待を込めている。

 試合最終盤、3点リードとなったことで、中山雄太を投入し、3バックにも移行。オプションを試すトライができる状況になったので変更したと明かし、「まずはベースの4バックの形から、相手とマッチアップしてミスマッチになっても、そこを合わせられる対応力、修正力についてベースとして上げないといけないので、オプションに走らないようにしていました。最終予選で何度も3バックで戦うことも考えましたが、まずベース作りを強固にするということで、最終予選では使いませんでした」と、最終予選では悩みながらもあえて3バックは使わず、久々にこのタイミングでのオプションの確認だったと回答している。

 6日のブラジル戦で0-1と敗戦。スコア以上に力の差も現れた試合だったが、「振り返りのミーティングもして、世界のトップに勝っていくために何をしないといけないか。個の力ももちろん大切ですが、チームとして組織的に連携・連動して上回っていく、連携のクオリティを上げる、速度を上げていくことをやらないといけないと選手たちにも話し、今日もトライしてくれました。個のレべルを上げないと強い組織にはなれませんが、個の強さ、個々の局面で戦うことだけを上げても、世界のトップに勝つことは難しいとブラジルが教えてくれたと思います。組織も強くしていくことを選手は今日も実践してくれました」と、ブラジルとの戦いがあったからこその好影響が、すでにチーム全体に出ているとコメントしている。

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