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先制点演出の堂安律、周囲との連携に手応え…大阪開催のチュニジア戦では「点を取れるように」

2022.06.10

ガーナ戦でスタートからピッチに立った堂安律 [写真]=兼子愼一郎

 キリンカップサッカー2022が10日に行われ、日本代表がガーナ代表を4-1で下した。試合後、日本代表のMF堂安律(PSV/オランダ)がメディア対応に応じた。

 2日に行われたパラグアイ代表戦以来のスタメン起用となった堂安は「2試合スタメンで使ってもらえたので、まずはチームとして勝つことが1番のアピールだと思っていた」と話す。個人の面では、「今出ている(伊東)純也くんとはスタイルが違うので」と“ライバル”の存在に触れつつも、「横に絡むというか、中に入りながら、右で作って左で仕留められる(三笘)薫くんがいたので。オリンピックの頃から薫くんとはやっていたので、彼の特徴を生かすのと、(山根)視来くんが中で絡んでくるので。得点シーンもそうですけど、上手いこと絡んで入れ替わりながらできた」と続け、自分のスタイルを発揮した上でのゴールシーンを振り返った。

 ガーナ代表戦での堂安は、序盤からシュートチャンスでは積極的にゴールを狙いながら、周囲との関係性の中で自分らしさを発揮しているように見えた。連携面の充実は堂安自身も感じている要素で、「ここ1〜2年はプレッシャーがかかる状況下でも、周りを使いながら自分が活きるという部分での感覚がいい。代表に入りたての頃より余裕が出てきている。視野の広さなども含めて、少しは成長できているかなと感じる」と語っている。

 右サイドでポジションを入れ替えながらプレーしていた久保建英(マジョルカ/スペイン)については、「彼の特徴を生かしているつもり。彼が右で張ったら僕が中に入るというのは話していたし、彼に対する信頼は変わっていないので」と言及。五輪代表から共にプレーするレフティーとの“やりやすさ”を強調しながら、「一緒にピッチに立ててワクワクしていたし、良さを引き出し合えていたと思う」と話した。

 14日に行われる次戦のチュニジア代表戦は慣れ親しんだ大阪での開催だ。「練習場も中学生の頃からやっていたところになるので、感慨深いなと思います」と話した堂安は、「次はしっかり点を取れるように」と“凱旋試合”での得点を誓った。

By サッカーキング編集部

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