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吉田麻也が“制限解除”となるベトナム戦の来場を呼びかける「もう一度、W杯出場を喜び合いたい」

2022.03.26

会見に臨んだ吉田 [写真]=JFA

 日本代表のDF吉田麻也が26日、『SAMURAI BLUE FIFAワールドカップカタール2022出場権獲得会見』に森保一監督、田嶋幸三会長、反町康治技術委員長と共に出席し、24日に決定したW杯出場をあらためて報告した。

 吉田は冒頭、過酷な状況の中で選手たちをサポートし続けてくれたスタッフたちへの感謝を述べると、29日に行われるベトナム戦に勝利し、グループ首位で最終予選を終えることを約束。会見の最後には、自ら「一つ言い忘れました」と切り出し、収容人数の制限がなくなり、6万人の収容が可能となったベトナム戦の来場をファン・サポーターに呼びかけた。

 記者会見における吉田のコメントと一問一答は以下の通り。

▼ 冒頭のコメント
まずは本当にホッとしています。
新型コロナウイルスの影響による難しい環境下の中でチーム一丸となって、この結果を勝ち取れたことに満足していますし、たくさんのスタッフのサポートのおかげで、選手たちはプレーに集中することができて、結果を残すだけという状況でサッカーをさせてもらう環境に身を置くことができました。移動も含めてタイトなスケジュールで、タフな戦いを強いられましたが、スタッフの皆さんおかけで結果を残せて心の底から嬉しいです。
ただ、もう1試合ありますし、このリーグを1位にで突破するのは、僕らがアジアでの力をあらためて示す良い機会だと思います。僕らの目標はカタールでベスト8にいく、日本サッカーの歴史を塗り替えることが、このチームの目標であり、僕自身の目標でもあるので、そこに向かってまた競争が始まりますし、引き続き、協会から各選手まで、一人ひとりが日本のサッカーをさらに高めていけるように頑張っていきたいと思います。

ーーベスト8にたどり着くために今後必要になること
まずは本大会に良いコンディションでそれぞれが挑むことが一番だと思います。Jリーグは始まったばかりですけど、シーズンの中で良いコンディションで本大会に挑んでいく。いつもと違って本大会前の準備期間が短いので、コンディショニングは非常に難しくなるので、そこをしっかり整えるのが大事になってくると思います。
これから戦い方も多少変わってくると思いますし、アジアでの戦い方と世界での戦い方は変わってくるし、本大会になれば緊張感の中でいつもより動けない、走れないことも考えられるので、戦い方も柔軟にしていく必要もあるかもしれない。その辺は経験のある選手がしっかり伝えていかないといけないことですし、チームの構成も多少変わると思うので、これからまた選手の中でも競争が始まると思っています。

ーー苦しい予選を通じて自身の支えになったこと
今までの予選と違うところでは、まず自分の立ち位置がまったく違ったなというところ。その中で五輪が終わって頭を切り替えて今度は最終予選だと臨んだ1試合目につまづいて、自分自身もきちんと頭の整理と心の準備ができていたのかと自問自答しましたけど、2試合目のときに長友選手が部屋に来て、発破をかけてくれたというか、もう一度、熱量もって挑まないといけないと言われて目が覚めたというか、頬を叩かれたような気持ちになりました。そこから自分自身もピッチの中でパフォーマンスを高めないと、自分の言葉にも説得力がでてこないので、そこを意識して予選を戦いました。

ーー予選の中で選手も入れ替わって経験のある柴崎選手、原口選手もベンチスタートになったが、そういった選手たちの振る舞いで感じたところ
欧州でもいくつかのチームで戦ってキャプテンを任されることもありましたけど、経験ある選手が予選を戦うなかで、ある程度は出る出ないが見えてくると思うんですけど、年が上になればなるど受け入れ難くなり、自身の振る舞いが難しくなると思うが、柴崎、原口、川島選手もですが、ベテランの選手がベンチでの振る舞いを若い選手たちに見せることによって、同じように試合に出れていない出場機会が短い選手たちが、どう振る舞うべきかを学ぶことができたり、日の丸を背負って戦う意味を理解するようになると思うんですけど、そういう意味で経験ある選手たちに助けられたと思いますし、非常に良いチームだと感じています。

ーーいろいろな監督の下でプレーしたきたと思うが、森保監督が他の監督と異なること、予選を通してどう見ていたか
本当に言いづらいですね笑 監督も言っていた通り日本人監督でというプレッシャーもあったと思うし、最初の3試合でつまづいたことで批判、プレシャーが大きくなって予選を難しくしてしまったと思うんですけど、監督が1ミリもブレなかったなと思います。僕は比較的多くの監督と接してきましたけど、悪いときにブレてしまう監督も実際存在して、そうなると選手も不安になるし、疑問を抱きながらプレーすることになるんですけど、そういうのが一切見えなかったのがすごいなと。あとは監督としてというより、人としてすごくリスペクトのある方だなと思います。そういうところを学ばないといけないと思って見ていました。

▼ ファンへのメッセージ
ベトナム戦、せっかく6万人収容できるらしいので、なかなか予選を通してサポーターの皆さんの前でプレーすることができず、選手みんなが寂しがっていました。まだ声は出せないですけど、次のステップとして6万人集まって、みんなで勝って、もう一回、W杯出場をみんなでお祝いして喜び合いたいなと思っています。
サッカー日本代表が6万人集めて、クラスターを出さずに試合を終えることが次のスポーツイベントにつながると思うので、ぜひ皆さん、スタジアムに足を運んでいただければと思いますし、僕たちも最高のパフォーマンスでお返ししたいと思っているので、是非スタジアムに足を運んでいただきたいなと思うのと、テレ朝さんもたくさん宣伝して欲しいなと思います。

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By サッカーキング編集部

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