元日本代表の阿部勇樹氏がロールモデルコーチに！　アンダー世代の日本代表や若年層強化・普及活動に参加

　日本サッカー協会（JFA）は16日、ロールモデルコーチとして元日本代表の阿部勇樹氏を迎え入れたことを公式サイトで発表した。

　JFAの公式サイトによる発表は、以下のとおり。

「日本サッカー協会（JFA）は、ロールモデルコーチとして、阿部勇樹氏を迎え入れることになりました」

「阿部氏にはアンダーカテゴリーの日本代表チームをはじめ、JFAが取り組む若年層の強化および普及に関わる活動に参加してもらい、その経験や知見を後進の育成に当ててもらいます。阿部氏は本日16日（水）からJヴィレッジで行うU－17日本代表トレーニングキャンプに参加します」

　また、同公式サイトには、以下のように阿部氏のコメントが掲載されている。

「この度、ロールモデルコーチをさせていただくことになりました、阿部勇樹です。昨年まで現役でサッカーをやらせてもらいました。自分が経験してきたことを伝えていくことはもちろんですが、サッカーの楽しさ、面白さ、難しさも伝えていけたらと思っています！　選手と共に楽しんでいきたいと思います！！　よろしくお願いいたします」

　現在40歳の阿部氏は、ジェフユナイテッド市原（現ジェフユナイテッド千葉）の下部組織出身。1998年からトップチームでプレーするようになると、イビチャ・オシム監督の下で才能を遺憾なく発揮した。2006年まで同クラブに在籍すると、2007年には浦和レッズへと完全移籍。レスターへの移籍を経て、浦和には2021年まで在籍した。2021年11月には、同シーズンをもって現役を引退することを発表。クラブをはじめ、日本代表の中核としても長くプレーした選手生活に終止符を打った。引退後は、浦和ユースのコーチを務めていた。