日本代表に初招集された荒木 [写真]=野口岳彦
日本代表の荒木遼太郎(鹿島アントラーズ)が19日、メディア対応を行なった。
荒木は2002年1月29日生まれの現在19歳。東福岡高校から2020シーズンに鹿島に加入した。2021シーズンは明治安田生命J1リーグで36試合の出場で10得点を記録し、ベストヤングプレーヤー賞を受賞。2022シーズンからは鹿島で背番号「10」を背負うことが発表され、日本代表にも初招集を果たした。
荒木は「自分が目指してきた場所に入れたけど、全てにおいてレベルが高い場所だった」と17日から国内でプレーする選手のみで行われている短期合宿の印象を明かしつつ、「慣れないところもあるが、入ったばかりなのでチャレンジャーとして自分の持ち味をどんどん出していきたい」と意気込みを語った。
さらに、「中盤のエリアでボールを受けて自らゴールを狙ったりアシストするところ」が自身の特徴だと言及した一方で、今後に向けては「フィジカルや守備の部分、自分で奪い切ってゴールに迫れるように守備の部分を強化していきたい」ことも強調した。
今回の合宿に同じく初参加している同年代の松岡大起(清水エスパルス)については「小さい頃からお互いに知っていて、話したりプレーしたとこもあった。大起もチームでの活躍は結構見てますし、代表で一緒にプレーできていい刺激がある」とコメント。「直接そのことで話したことはないが、お互いにA代表で一緒にプレーすることは将来的にはやりたいと思っていたと思う。それが実現できたので、ここで満足するのではなく、次は世界に行きたい」とさらなる成長を誓った。
また、同年代ですでにラ・リーガや日本代表で活躍している久保建英(マジョルカ)には「同世代なので負けたくないという気持ちはある」と明かした一方で、「その中でプレーや情報はいい刺激になっている。自分のチームや代表に来た時にはたくさん結果を残したいと思う」と語った。
2024年に開催されるパリ五輪世代でもある荒木だが、「パリ五輪にも選ばれたいが、A代表に残れれば自然とパリ五輪のメンバーにも選ばれると思うので代表活動をしっかり取り組みたい」と話しつつ、「小さい頃から憧れてきた大会。今年になって自分もいける可能性が少し出てきたので、食らいついていけるように全力で表現していきたい」とW杯への思いを明かした。
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By サッカーキング編集部
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