オンラインでの取材に応じた中村
29日、日本代表GK中村航輔(ポルティモネンセ)がオンラインでの取材に応じた。
今年1月に柏レイソルからポルティモネンセへ移籍した中村だが、未だ同クラブで公式戦出場を果たすことができていない。それでも「なかなか試合に出られなかったが、自分としては充実して過ごせました」と振り返ると「環境やチーム、言葉もスタイルも違うなかでどれだけ自分ができるか楽しみにしていたが、やれることはそこそこできていたと思います」と語った。
自身にとって初めて過ごした海外での約半年間については「どんな選手にとっても環境が違えば文化も違います。適応は簡単ではないし、難しさも感じます。ただ、僕自身は楽しさの方が大きいと思っていますし、難しさはそこまで感じていません」と語り、日本と比較したサッカーの指導面には「いろいろ違いはありますし、一つの言葉で表現することは難しいです。とはいえ、ゴールを守ることが求められることは変わらないと思います」と言及している。
28日のW杯アジア2次予選ミャンマー戦は、ベンチで戦況を見つめた中村。今後A代表は4試合の開催が予定されているが「GKで大事なのは失点をしないこと。クラブでもどこの代表でも変わらないと思うので、実行したいと思います」と意気込みを口にするとともに「まずはチームとして勝利を目指し、どんな形でも貢献できればいいと思っています。出た際は良いパフォーマンスをして、貢献したいと思っています」と語った。
日本代表は次戦、6月3日に『キリンチャレンジカップ2021』としてジャマイカ代表との対戦を迎える。果たして、中村に出番は訪れるのだろうか。
By サッカーキング編集部
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