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「伝えることと経験することは違う」…川島永嗣が若手に期待することとは?

日本代表の守護神を務める川島永嗣 [写真]=JFA

 日本代表に招集されたGK川島永嗣(ストラスブール/フランス)が、オンライン上でのメディア対応を実施した。

 昨年12月以来の日本代表活動となり、川島は「待ちに待った代表での活動で、選手・スタッフ・サッカーファンがこの時を待ち望んでいました。今は試合に向かっていける喜びに満ち溢れています」とコメント。今回の対戦相手であるカメルーン代表、コートジボワール代表については「ヨーロッパのビッグクラブでプレーしている選手が多い。経験もある良いチームだと思います。独特のリズムがあって、技術的にも優れた選手が多い。それにどう対応するかだと思います」と警戒を強めた。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、世界のサッカーコンペティションが中断を余儀なくされた。それでも、川島自身は「多くの選手、人々にとって今まで当たり前だったことがそうではなくなった。ただ、人は変化に対応しなければならない。トレーニング、練習、代表活動などできないことはあるが、新しく与えられた環境の中でどれだけ物事を変化させられるのかを意識していました。どちらかというとポジティブに捉えていることが多いです」と話している。

 このような状況の中でプレーする意義についても、川島は自身の考えを明かした。「日本代表は全ての人の夢でもあると思う。1年間代表の活動を見せられなかったことは、大きなロス。試合を見せることで子どもたちへ良い影響を与えられると思っていますし、多くの人にとっての新たな希望にもつながると考えています」

 延期となったカタール・ワールドカップのアジア2次予選は残り4試合に。最終予選、そしてその先の本大会を見据えて下の世代に何を伝えたいかを問われた川島は「これは僕だけの考え方かもしれないですけど」と前置きした上で、「若い選手に何かを伝えることと実際に経験することは違うと思います」とコメント。「予選の厳しさやプレッシャーは実際にピッチに立たないと分からない部分も多いです。試合の中で若い選手が肌で感じることがチームとしての成長、さらに次のW杯に繋がると考えています」

「僕が教えて引っ張るというよりは、若い選手たちが引っ張っていく意識を持っているほうがチームは強くなる。僕は横でサポートするような役割のほうが良いのではないかと思います」

 また、今回の遠征には東京五輪世代の代表でコーチを務める川口能活氏も帯同している。川島は共に戦った南アフリカ・ワールドカップ以来の再会となる川口氏の影響について「能活さんが引退されてから会うのは初めてで。このような場所で能活さんに会えるのは嬉しいです。まだ一回しか練習していないですが、良い刺激になっています。下さん(下田崇GKコーチ)と能活さんがいて、ボールを蹴ってもらえることで、いつもと違う雰囲気もあると思います」と話した。

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