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初戦で南米王者と価値あるドロー…影山監督「ゼロで終わるのは避けたかった」

2019.05.24

U20W杯の初戦に臨んだ影山雅永監督 [写真]=Getty Images

 U-20日本代表は、23日に行われたFIFA U-20ワールドカップ ポーランド2019・グループステージ第1節で南米王者のU-20エクアドル代表と1-1で引き分けた。

 前半は相手に約70パーセントのポゼッションを許す厳しい展開となり、終了間際にはオウンゴールで先制点を献上。後半の立ち上がりにはハンドでPKを与えて窮地に陥ったが、ここはGK若原智哉が見事にストップした。これで勢いを得ると、68分に山田康太が同点ゴールを決めて、価値あるドローに持ち込んだ。

 影山雅永監督は試合後の会見で、「初戦で相手に勝ち点3を渡して、自分たちがゼロで終わるのは避けたかった」とドロー発進を評価したが、「エクアドルが『いいチームだぞ』というのを選手たちに強調しすぎて、前半のようなパフォーマンスになってしまったと反省している」と悔やんだ。

 後半のパフォーマンスについては「しっかりとボールを運び、相手のプレッシングを外しながらゴールに迫っていけた」と満足感を示し、「できることをしっかりとプレーする。最低限でも後半のようなプレーをして、そこからさらに精度を高めていくようなゲームをしていきたい」と切り替えた。

 次は26日に行われるメキシコ戦。指揮官は「中2日なので、我々のスタッフが全力でリカバリーの作業に入っている。相手のメキシコよりもコンディションで上回って第2戦をしっかり戦える準備をしたい」と意気込んだ。

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