塩谷司がオマーン戦について語った [写真]=AFC
AFCアジアカップUAE2019・グループステージ第1節のトルクメニスタン代表戦を3-2で制した日本代表が、試合から一夜明けた10日にトレーニングを行った。前日の試合に先発出場した11名はホテルでリカバリーとなり、12名がグラウンドで汗を流した。
練習後の取材に応じたDF 塩谷司(アル・アイン)は、「実力的に差があると言っても、やっぱり初戦は非常に難しい」とコメント。自身がプレーしていた場合の「イメージは持ちながら見ていた」ようで、ベンチで感じたことをチームメイトに伝えるつもりだ。
「そういうところをチーム全体で共有することが大事だと思います。それは練習中であったり、食事中であったり、サッカーの話をする時にいろいろな選手と話をすることが大事なんじゃないかなと。イメージの共有というのはすごく大事なんじゃないかなと思います」
苦戦を強いられた要因の一つとして挙げられる「暑さ」はどうだったのか。アル・アインに所属し、日本代表選手の中で誰よりもUAEの環境を知る塩谷は「条件は相手も一緒なので、言い訳にはできない」と前置きした上で、「15時の試合はけっこうきつい。僕も『これはちょっと暑いな』と感じましたし、みんな寒いところから来ているので」と、少なからず影響があったとの見解を示す。一方で、「そういう意味で勝ち切れたのは本当に大きい。経験ある選手ばかりなので、みんなうまく適応してくれるんじゃないかと思います」と前向きに捉えている。
次戦の相手はオマーン代表。隣国ということで普段からUAE国内でも「オマーンの人はたくさん見る」と情報を明かした塩谷は、「多分、サポーターの方もたくさん来ると思います。次の試合はもっとアウェイという感じが出てくるんじゃないかな」と警戒。「(中東のチームは)僕のイメージですけど、1点、2点と入ってくると段々(集中が)切れるけど、0-0で後半の終わりくらいまでいくと、ワンチャンスあるぞ、という戦いをしてくると思うので、そこは気をつけなきゃいけない」と気を引き締めた。
By サッカーキング編集部
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