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激化した反日騒動…逆境の連続を乗り越え掴んだ連覇【AFCアジアカップ2004】

[写真]=Getty Images

 5日に開幕を迎える「AFC アジアカップUAE 2019」。日本代表のグループステージ初戦(トルクメニスタン戦)を前に、過去の大会を振り返る全5回のシリーズ。第2回は、中国開催で開催された2004年大会をおさらいする。

 日本代表にとって逆境の連続だった。政治的理由から中国国内における反日騒動が激化。日本代表選手を乗せたバスが中国サポーターに囲まれ、試合前の日本国歌斉唱中は大ブーイングがスタジアムに響き渡った。さらに、日本の対戦相手に中国サポーターが声援を送るといった事態にまで発展した。そんな中開催された大会で日本は連勝スタートを切り、グループステージを首位通過。ヨルダンと対戦した準々決勝は、PK戦で敗北目前まで追い込まれるも、川口能活の神がかり的なビッグセーブで勝利をもぎ取った。準決勝のバーレーン戦は開始早々に先制を許すと、退場者を出し、2度のリードを許す苦しい展開に。それでも、中澤佑二が試合終了間際に同点弾を決めると、延長戦では玉田圭司のゴールで勝ち越しに成功。3-2で勝利し、決勝戦へと勝ち上がった。勢いそのままに開催国の中国との一戦は完全アウェイの中、福西崇史が先制点を挙げると、玉田が2得点をマークし、3-1で勝利。数多くの逆境を乗り越えて大会連覇を達成した。

写真=ゲッティイメージズ

メンバー一覧

日本の国旗を引き裂こうとする中国サポーター [写真]=Getty Images

※()内は大会当時の所属クラブ。

▼GK
1.楢崎正剛(名古屋グランパス)
12.土肥洋一(FC東京)
23.川口能活(ノアシェラン/デンマーク)
▼DF
3.田中誠(ジュビロ磐田)
5.宮本恒靖(ガンバ大阪)
14.三都主アレサンドロ(浦和レッズ)
17.三浦淳宏(東京ヴェルディ)
18.松田直樹(横浜F・マリノス)
21.加地亮(FC東京)
22.中澤佑二(横浜F・マリノス)
25.茶野隆行(ジェフ市原)
▼MF
4.遠藤保仁(ガンバ大阪)
6.中田浩二(鹿島アントラーズ)
8.小笠原満男(鹿島アントラーズ)
10.中村俊輔(レッジーナ/イタリア)
15.福西崇史(ジュビロ磐田)
16.藤田俊哉(ジュビロ磐田)
24.西紀寛(ジュビロ磐田)
26.山田卓也(東京ヴェルディ)
▼FW
11.鈴木隆行(鹿島アントラーズ)
19.本山雅志(鹿島アントラーズ)
20.玉田圭司(柏レイソル)

監督:ジーコ

基本フォーメーション

■グループステージ第1戦

日本 1-0 オマーン

【得点者】
日本:中村(34分)

【スターティングメンバー】
川口;田中、宮本、中澤;三都主、遠藤、福西、加地、中村;鈴木(85分 西)、玉田(70分 本山)

■グループステージ第2戦

日本 4-1 タイ

【得点者】
日本:中村(21分)、中澤(56分、87分)、福西(68分)
タイ:スックソムギット(11分)

【スターティングメンバー】
川口;田中(46分 小笠原)、宮本、中澤;加地、遠藤、福西(89分 中田)、三都主、中村;鈴木、玉田(46分 本山)

■グループステージ第3戦

日本 0-0 イラン

【得点者】
なし

【スターティングメンバー】
川口;田中、宮本、三都主、加地、中澤;遠藤、中村、福西;鈴木(70分 本山)、玉田

■準々決勝

日本 1-1(PK戦:4-3)ヨルダン

【得点者】
日本:鈴木(14分)
ヨルダン:シェルバイエ(11分)

【PK戦】
(上/先攻 日本、下/後攻 ヨルダン ◯=成功/●=失敗)
▼1人目
中村●
アブズマ○
▼2人目
三都主●
ラテブ◯
▼3人目
福西◯
ハテム◯
▼4人目
中田◯
シュボウル●
▼5人目
鈴木○
ファイサル●
▼6人目
中澤●
アナス●
▼7人目
宮本○
バシャル●

【スターティングメンバー】
川口;田中(115分 松田)、宮本、中澤;加地、遠藤(56分 中田)、福西、三都主、中村;鈴木、玉田(72分 本山)

■準決勝

日本 4-3 バーレーン

【得点者】
日本:中田(48分)、玉田(55分、93分)、中澤(90分)
バーレーン:フバイル(6分、71分)、ナーセル(85分)

【スターティングメンバー】
川口;田中(44分 中田)、宮本、中澤;加地(87分 西)、遠藤、福西(46分 小笠原)、三都主、中村、;鈴木、玉田

■決勝戦

日本 3-1 中国

【得点者】
日本:福西(22分)、中田(65分)、玉田(90+1分)
中国:李明(31分)

【スターティングメンバー】
川口;田中、宮本、中澤;加地、中田、福西、三都主、中村;鈴木、玉田

最終結果一覧

◇優勝:日本
◇準優勝:中国
◇3位:イラン
◇4位:バーレーン

◇MVP:中村俊輔(日本)
◇得点王:アリ・カリミ(5得点/イラン)、アラ・フバイル(5得点/バーレーン)
◇フェアプレー賞:中国
◇ベストイレブン:
GK:川口能活(日本)
DF:宮本恒靖(日本)、中澤佑二(日本)、鄭智(中国)
MF:中村俊輔(日本)、邵佳一(中国)、肇俊哲(中国)、メフディ・マハダヴィキア(イラン)、タラル・ユスフ(バーレーン)
FW:アラ・フバイル(バーレーン)、アリ・カリミ(イラン)

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