日本代表として初勝利を飾った西野監督 [写真]=Getty Images
パラグアイ戦の勝利から一夜明け、19日に行われる2018 FIFAワールドカップ ロシアのコロンビア戦に向けて、日本代表を率いる西野朗監督が意気込みを語った。
「チームというのは、そう簡単に成長するものではないことを実感しています。でも、日々良くなっている。日本でキャンプをやっていた頃に比べたら、選手たちのフィジカルとメンタルは上がってきています。みんな、なんとかチームを変えたい、と頑張っている。あと一週間ですが、さらにいい状態に持っていけると思っています」
パラグアイ戦では、8日に行われたスイス戦からスタメンを10人入れ替えて戦い、見事4ゴールを挙げて日本代表として初勝利を記録した。コロンビア戦のスタメンについて聞かれると「悩める状況は好ましい」とコンディションが上がってきた選手を讃えている。
「乾(貴士)や岡崎(慎司)、香川(真司)、コンディションを上げて欲しい選手たちのフィジカルとメンタルが予想以上に上がっている。自分が最終的に選択したい状況でそれが感じられたことは、いい悩みになりますね」
「今言ったような状況が今の日本代表にありますし、自分自身も感じている。高いレベルでいろいろなことが選択できる状況なので、非常にワクワクしています」
スイス戦に先発出場した本田圭佑が13日、32歳の誕生日を迎えた。35歳まで現役でプレーした西野監督は“先輩”としてコメントを求められると、当時を振り返って「僕とはレベルは違う」と語りながら、「おめでとうと言ってあげてください(笑)」と記者団の笑いを誘った。