西野監督は本田圭佑と香川真司の選考理由について説明した [写真]=Getty Images
日本サッカー協会(JFA)は31日、2018FIFAワールドカップ ロシアに挑む日本代表本戦メンバー23名を発表。30日に開催されたキリンチャレンジカップ2018(ガーナ戦)のメンバーから、三竿健斗(鹿島アントラーズ)、井手口陽介(クルトゥラル・レオネサ)、浅野拓磨(ハノーファー)の3名が落選となった。一方で、これまで日本代表を牽引し、ロシアW杯の主力だった本田圭佑(パチューカ)、香川真司(ドルトムン)らはメンバー入りを果たした。
ケガでメンバー入りが危惧されるも、指揮官は香川に期待を寄せていた。西野朗監督は5月に香川を視察した際の状況について、「間に合うのか?という気がした」と説明。
「香川に関しては5月に入って視察に行って会った日、コンディションが良くなかった。かなり回復して状態が良かったということでしたが、私が行った日に状況を見たら『間に合うかな?』という気はしました」と、ケガに一抹の不安があったことを吐露。それでも、その後の回復や実力を考慮し、香川を招集することを決断した。
「その後は回復力が良く、ゲームに出られる状況になりました。状態は間違いなく上がっていたのを確認できたので、(本戦メンバーに)入ってもらいました。キャンプの中でもコンディションは上がっていましたし、昨日もここ3カ月の中では1番長くプレーして彼らしいプレーもあった。彼の独特な感覚、センスは高まっていくと考えています」
さらに、西野監督は本田の選出理由についても言及。理由の1つとして“影響力”を挙げた。
「本田に関しても同じです。コンディションは上がっている。また、彼の影響力はチームにプラスをもたらしてくれると思います。経験値だけではない彼のストロングな部分をキャンプで感じました」
近年の日本サッカー界の主役だった2人は、日本代表を勝利へと導くことができるのか。日本代表は6月1日にキャンプ地のスイスへと出発し、6月19日にグループステージ初戦(コロンビア戦)を迎える。
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By サッカーキング編集部
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