71分に途中出場した川又。限られた時間で仕留めることができなかった [写真]=三浦彩乃
「マジで俺のゴールが欲しい」。FW川又堅碁(ジュビロ磐田)は心の底からこみ上げてきた思いをストレートに発した。
9日のEAFF E-1サッカー選手権初戦、日本はMF井手口陽介(ガンバ大阪)の決勝点で白星を手にした。後半アディショナルタイムにFW阿部浩之(川崎フロンターレ)からパスを受けた川又が勝利を呼び込むクロスを放つ。「完璧だった」というボールをファーサイドのMF今野泰幸(G大阪)が落とし、最後は井手口が蹴り込んだ。
スコアレスドローの雰囲気が漂う中での劇的ゴール。「あそこしかスペースはなかった」と左サイドに流れて上げたクロスが勝利を手繰り寄せた。川又は「(自身のクロスから)ゴールが生まれたのはポジティブ」と笑顔を浮かべたが、これで満足するはずがない。今大会に臨むにあたり「ゴールだけが生き残るアピールにつながる。1分の出場でも仕留められるようにしたい」と意気込んでいた28歳のFWが渇望するのはゴールだ。
仕留めるチャンスはあった。90+1分、DF車屋紳太郎(川崎)のクロスに頭で合わせたが、GKの好セーブに阻まれた。川又は「ゴールしなかったらFWは意味がない」と歯がゆさを隠せない。
フィニッシャーとしての役割を果たさなければ――。2015年の苦い記憶がよみがえる。中国・武漢で開催された東アジアカップ。日本は初戦の北朝鮮戦を1-2で落とすと、韓国、中国と引き分けて最下位に終わった。そして、全試合に出場した川又はノーゴールと結果を残すことができなかった。
「2年前のあんな悔しい思いをしたくない。正直、めっちゃ悔しかったからね。そこから代表に呼ばれない時期も長かった」
前回大会から約2年4カ月。追加招集ながら、再びA代表の舞台に戻ってきた川又が、自身の成長を証明するために必要なものはただ一つ。次戦は中2日で迎える中国戦、ゴールに飢えたストライカーが会心の一撃でチームを勝利へと導く。
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By 高尾太恵子
サッカーキング編集部