先発出場した香川 [写真]=Getty Images
キリンチャレンジカップ2017が6日に豊田スタジアムで行われ、日本代表とニュージーランド代表が対戦した。
50分、FW大迫勇也のPKで先制した日本だったが、59分にバーンリー所属のFWクリス・ウッドに同点弾を決められた。しかし88分、途中出場したMF倉田秋が代表初ゴールを奪い、試合は2-1で終了している。
この試合で先発出場し、後半15分までプレーした香川真司が試合終了後にコメントを残している。
まず「何かにトライしたかった。コンビネーションも確認したかったので。でも簡単にゴール前に行けてしまった。その中で、中盤までの個人的な戦術面を試されている感じがしましたね。柔軟性や判断の面のレベルアップが必要だと思います」と総括した。
続いて「選択肢が多かったので、決断のスピードが遅れてしまった。相手が強く来なかったので、自分たちのペースで試合を進めることができました。でも相手を掴みずらかったのも正直なところ」と口にしている。
そして「やっているサッカーのベースはできた。今度は個人の部分だと思います。チームの中で自分の色を出していきたい。前に早かったり、球際の強さっていうのはすごく大事です。でもそれだけじゃ勝てない。来月は強豪との試合が待っている。今日のような試合だと、おそらく守備一辺倒になってしまう。だから、攻撃の局面で色々トライしないと行けない。そういうところで自分が活かせる術を見つけたいです」と締めくくった。
日本代表は10日、ハイチ代表と対戦する。