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「出たい気持ちは誰よりも強い」…東口、川島起用が濃厚も「負けていられない」

2017.08.29

東口順昭がポジション奪取への思いを口にした [写真]=新井賢一

 GK東口順昭(ガンバ大阪)が静かに闘志を燃やしている。

 31日に行われる2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選のオーストラリア戦に向けて、日本代表はトレーニングを実施した。「前からどういう風にはめていくか」というプレスの確認と、「攻撃でのセットプレー」の2点を主にこなしたと語った東口。2017年に行われた4試合で、日本代表の試合でゴールマウスを託されたのはいずれも川島永嗣(メス)だった。ただ、この状況に甘んじるつもりはない。

「オーストラリア戦に出たい気持ちは誰よりも強い。(川島には)サッカー選手として負けていられないし、そういう気持ちがなかったら出番が回ってきても結果残せない。この気持ちを常に自分の中で燃やしてたいと思う」

 こう語った東口はすでに試合のイメージを膨らませている。「セットプレーが1番の脅威。オーストラリアの選手はGKにもしっかり競ってくるイメージがあるし、より神経を使う。僕らが飛び出せればいいけど、そうじゃない時のコーチングも鍵になってくると思う」と高さへの対応はGKとして最大の課題であると話す。「プレッシャーに強いタイプ」と自ら語る東口は、勝てばW杯出場が決まる重圧の中で頼もしい存在だ。

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