シリア戦を控えるハリルホジッチ監督 [写真]=野口岳彦
日本代表は6日、キリンチャレンジカップ2017のシリア代表戦に向け、試合会場となる東京スタジアムでトレーニングを行った。
7日に控えたシリア戦を前に、日本代表を率いるヴァイッド・ハリルホジッチ監督が取材に応じた。
まずは今日までの練習をふまえて「たくさんトレーニングを積んできて、たくさんディスカッションを重ねました。個人と組織両方で様々な調整をした。問題も起きましたが、選手には明日いいテストの機会にしよう、と言った。この試合は親善試合だが、勝つことを重要視します。それに失点しないことも大切です。それがイラク戦につながる」と心構えを語った。
続けてケガの選手について聞くと「全てはイラク戦のため。様々な選手をケアしなければいけません。もちろん疲労もあるし、ケガを追っている選手もいる。彼らの状態を見極める必要があります。まずは今野泰幸について。もう少し早く復帰してくれたらベストでしたが、30~40分はプレーしてそれから合流しました。次に乾貴士。彼もまた今野と同じ状況でした。メディカルチームがよく働いてくれて、コンディションは上がってきています。フィジカル的には準備できている。最後に浅野拓磨。彼は少しずつよくなっている段階です。ここもメディカルチームと綿密な話し合いが必要になるでしょう。全てを把握してイラクへ向かいます。彼らと戦うための戦略は全て私の頭の中に入っている」と、負傷者についても言及した。
さらにディフェンス面の新メンバーについて「新しく入ったのは三浦弦太ですね。昌子源は常に呼んでいますので。三浦はここ数ヶ月のパフォーマンスが素晴らしい。私のやり方は、現時点でもっともパフォーマンスの良い選手を呼ぶ。これは若い選手だけではなく、全選手に向けたメッセージも含まれています。彼が明日プレーするかはわからないが、1年後や2年後に素晴らしいプレーヤーになっていることでしょう」と三浦に期待を寄せた。
By サッカーキング編集部
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