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長谷部や今野ら離脱も…遠藤航が代役候補「ハリルはボランチで考えている」

2017.03.25

25日に代表に合流した遠藤航 [写真]=三浦彩乃

 日本代表は25日、2018 FIFAワールドカップ ロシア アジア最終予選第7戦のタイ代表戦に向け、埼玉県内で練習を行った。この日、FW大迫勇也(ケルン)、MF今野泰幸(ガンバ大阪)、MF高萩洋次郎(FC東京)の負傷離脱が発表され、追加招集のFW小林悠(川崎フロンターレ)、MF遠藤航浦和レッズ)が合流した。

 ボランチに負傷者が続出している。キャプテンの長谷部誠(フランクフルト)は右ひざ負傷で23日のUAE(アラブ首長国連邦)代表戦を前に離脱。同試合で1ゴールを奪うなど勝利に貢献した今野は左第5趾基節骨骨折で、高萩も右足親指の骨折によりチームを離れることが決まった。


 この非常事態の中、追加招集を受けた遠藤はボランチで起用されることが濃厚だ。浦和では3バックの中央でプレーしているが、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督からMFとして招集され、「クラブでもボランチで出てほしいみたいな話をされた」という。「基本的にハリルはボランチで考えていると思うし、センターバックなら背が少し足りないという話もされましたけど(笑)」。

 UAE戦で今野がプレーしたインサイドハーフでの出場もすでに頭の中に入れている。「基本的には自分の良さは守備だと思う。自分の守備のスタートポジションが前になるので、よりアグレッシブにボールを奪いにいく姿勢を前から出していければというイメージはしています」と明かし、「センターバックよりボランチの方がボールを奪いにいきやすいし、ボランチよりもう一つ前、この前(UAE戦)のフォーメーションだったら、さらにボールを奪いにいきやすいので、そんなにビビらずにやっていければと思う」と意気込んだ。

 タイ戦を3日後に控える中での招集となったが、「選ばれたからにはいい準備をして、試合に出る準備をして、自分の良さを出すのが一番だと思う。クラブでもずっと試合に出てコンディションは全然問題ないので、このチームのためにしっかりやるべきことをやるというところだと思う」とポジションがどこであれ自分らしく戦うことを誓った。

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