ブラジル戦を終え、リオ五輪日本代表の主将を務める遠藤がインタビューに応えた [写真]=Getty Images
リオデジャネイロ・オリンピック日本代表は30日、国際親善試合でリオデジャネイロ・オリンピックブラジル代表と対戦し、0ー2で敗れた。
キャプテンを務めるMF遠藤航(浦和レッズ)は前半に2失点を喫した試合展開について「我慢しよう我慢しようっていうような声がチーム全体としてあったんですけど、相手の能力の高さで2点取られちゃったんで、そこを乗り越えられればっていう感じでした」と振り返った。
先制された場面では、ブラジルのFWガブリエウ・バルボーザ(サントス)にハーフライン付近から1人でエリア手前までドリブル突破された。シュートにはDF植田直通(鹿島アントラーズ)がブロックに入ったが、ディフレクトしたボールがゴールに吸い込まれ、先制を許す展開となっている。このシーンを振り返った遠藤は「間合いの持ち方っていうのは、(ブラジルの)1人1人がうまいなっていうのは感じました」と相手の技術の高さを痛感。その上で「どっかで誰かがつぶさなきゃいけないっていうのは、みんな意識はしてるんすけど、僕らもあんまり対応しきれてなかったです」と反省していた。
ブラジルとの一戦は悔しい結果に終わったが、もちろん重要なのは来月4日に開幕する本番だ。本大会前最後の試合を終えた遠藤は「まずブラジルとやれたっていうところは、結果を受け入れて。次の本番では、いい経験ができました、じゃなくて、やっぱ結果を示さなきゃいけない」 と気を引き締めていた。
リオデジャネイロ・オリンピックは8月4日に開幕。リオ五輪日本代表はグループステージの初戦でリオ五輪ナイジェリア代表と対戦する。
By サッカーキング編集部
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