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代表復帰の喜びを感じるDF松原「一日でも長くやるためには五輪に行くしかない」

2016.06.28

この日、チームに合流した松原(左)はボール回しやミニゲームなどの練習をすべて消化した [写真]=J.LEAGUE PHOTOS

 DF松原健アルビレックス新潟)がケガを克服して帰ってきた。U-23日本代表にとって、29日のU-23南アフリカ代表戦はリオデジャネイロ・オリンピック前の国内最終戦。「しっかりアピールできるように、全力を尽くしたい」と松原も闘志を燃やす。

 リオ五輪出場権を獲得した今年1月のアジア最終予選では悔しさを味わった。2015年4月に右ひざ外側半月板の手術した松原は、同10月末に実戦復帰。アジア最終予選のメンバー入りを果たしたが、出場はグループリーグ第3節サウジアラビア戦の1試合だけだった。帰国後の3月には再び手術を受けて出遅れた分、最後のアピールの舞台に懸ける気持ちは強い。

「またこうやってみんなと一緒にサッカーをできる喜びを感じていますし、みんなと一日でも長くサッカーをするためにはオリンピックに行くしかない」

 ケガの回復具合については「試合も結構フルでやれているので、コンディション的には良くなってきています。試合勘も大分戻ってきました」と説明。とはいえ、5月29日のベガルタ仙台戦で復帰したばかり。手倉森誠監督は「ケガからの復帰組は全力でまずはやれているかどうか。本大会では連戦があるので、1試合やれるくらいのコンディションでも困る」とタフに戦えるコンディションとメンタルが備わっているかを見定めるつもりだ。松原もそのことは十分に分かっている。リオ行きの切符を掴むために「出場チャンスがあれば、自分の特長を出すことが先決」と意気込みを示した。

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