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「プレミアは本当にタフ」…岡崎の快挙に刺激を受ける香川「見習うべき」

2016.05.27

合宿に合流しトレーニングを行った香川真司

 ドルトムントに所属するMF香川真司が27日、千葉県内で行われている日本代表欧州組の強化合宿に合流した。

 香川は走りメインのトレーニングをこなした後、同じくこの日から合流したMF本田圭佑(ミラン)とサッカーバレーで対決。2本勝負で連勝を飾った。

 練習後の取材では、「ヨーロッパのチームとやれるので、メンバーはどうくるか分からないですけど、いい機会だと思ってますし、いい試合ができるようにやっていきたいなと思ってます。基本的にアジアとやる時は引かれることが多かった中で、相手がちょっと上(のレベル)になった時に、果たしてどこまでできるのかっていうのは楽しみです」と、6月3日にブルガリア代表、同7日にボスニア・ヘルツェゴビナ代表またはデンマーク代表と対戦するキリンカップに向けて意気込みを語った。

 今シーズンは代表のチームメートであるFW岡崎慎司が所属するレスターがプレミアリーグ制覇という偉業を成し遂げた。自身もマンチェスター・U在籍時に同リーグの優勝を経験した香川は、岡崎の活躍に人一倍刺激を受けたようだ。

「世界中に衝撃を与えたってくらいですから、本当にそれはすごいことですし、その中でオカちゃんがプレーしているっていうのは日本人として誇らしい、と同時にやはりみんなが可能だっていうことを示している道だと思うので、それは選手一人ひとりにとってかなり刺激になります。また、プレミアリーグっていうのは本当に厳しいタフなリーグだから、そこで主力として出続けたっていうのは、僕自身すごく刺激になりますしね。見習うべきところはあるんじゃないかなと思ってます」。

 自分自身の状態については、「最後の3試合はコンディションを作れなかったので、そこの不安はありますけど、代表の試合まで時間があるので、そこまでにしっかり整えて」と万全ではないとしつつ、試合までに合わせていくと主張。「やはり僕たちは厳しい環境でやっていますし、代表っていうのはみんなが久しぶりに会って話をする場所じゃないから、シビアに、日本代表として常に結果を求められているのを意識しながらこの合宿期間中を過ごしたいです。キリンカップであろうと必ず結果を求められるのが代表だと思うので、しっかりと準備して、意識を高くしていきたいなと思います」と強い気持ちを持って合宿に臨む姿勢を示している。

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