14日の練習に臨んだ日本代表DF吉田麻也 [写真]=兼子愼一郎
日本代表は14日、2018 FIFAワールドカップロシア アジア2次予選のカンボジア代表戦(17日)に向けて同国の首都プノンペンでトレーニングを実施。12日のシンガポール戦ではゴールを決めたDF吉田麻也が練習後に記者団の取材に応じた。
13日のカンボジア入りから一夜明けた14日、試合会場であるプノンペン・オリンピックスタジアムで練習を開始した日本代表。吉田は、「暑いです(苦笑)。気温はこっちの方が高いらしいですけど、湿気もかなりあったと思う」と気候への警戒を高め、「賢くプレーしなければいけないなと思います」とコメントした。
しかし、カンボジアでは暑さに加えて、試合会場であるプノンペン・オリンピックスタジアムの人工芝にも対策が必要となる。「走んないですね、濡らすとまた変わってくると思いますけど、かなり乾燥してるんで、ボールも走らないですし、そこが一番難しいところ」と語る吉田は、「イレギュラーが多くなると思うんで、短いパスっていうより、長いボールを使って行った方がいいと、個人的に感じました」とロングボール主体にすべきと主張した。
しかし、14日の練習では、短いパス中心のトレーニングを実施。これについて同選手は、「今日は芝の感覚とリカバリーも兼ねてるんで、明日もうちょっと長いボールを蹴ると思います」と説明した。
そして3日後に控えるカンボジア戦について、「レベルは多少落ちるとは思いますけど、この暑さと芝の状況の中でイレギュラー的なことは起きると思うんで、後ろはそれを切らさずにしっかりやらないといけないし、引き続き無失点でやっていきたい」と語り、集中して年内最後の試合を無失点で終えると誓った。
By サッカーキング編集部
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