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新戦力に手応えを感じたキャプテンの長谷部「新しい競争が生まれる」

2015.11.13

シンガポール戦に出場した長谷部誠c

 2018 FIFAワールドカップロシア アジア2次予選が12日に行われ、日本代表はシンガポール代表と対戦し、3-0で勝利。同予選4連勝で再びグループEの首位に浮上した。試合後、キャプテンを務めるMF長谷部誠がインタビューに応じた。

 この試合、MF柏木陽介と2ボランチのコンビを組んだ長谷部。柏木について、「彼はいいパス出しができる選手ですし、球際とか守備の部分でかなり貢献していたと思います。陽介に限らず(金崎)夢生もそうですけど、新しい選手たちが結果を出すことでチームにまた新しい競争が生まれると思うし、非常にポジティブな部分だったと思いますね」と話し、1トップに入り、先制点を挙げたFW金崎夢生とともに高評価を与えた。

 金崎、柏木に加えて、トップ下にはMF清武弘嗣がスタメンに名を連ね、センターラインに新しい選手を起用してシンガポール戦に臨んだ日本代表。新しいメンバーについて、「それぞれの選手の特徴が出たかなっていうのはあります。夢生もしっかりボールをキープできましたし、素晴らしいゴールも決めたしね。キヨ(清武)もね、中盤のところですごく動いてリズムを作っていましたよ。出た選手がそれぞれの特徴を生かしたやり方がハマったかなと思います」と、それぞれ起用された選手の特徴がうまく発揮できたと語った。

 さらに、金崎については「彼は体を張れますし、ボールも収まるんで、そこの部分ではポストプレーもよく機能していました。正直、最近の彼のプレーっていうのはあまり見てなかったんですけど、2日間の練習でも良いプレーをしていましたからね。ゴールに向かう動きも、非常に良いものを持っているなと感じたんで、特徴を生かせればいいかなと思ってやってました」と続けた。

 後半は、自分たちが引いて、相手が出てくるのを待ってカウンター狙いをする指示が出ていたと明かしたが、「後半は正直、あまりうまくハマらなかったですね。やっぱり最後のクオリティの部分であまり精度が高くなかったです。あとは相手に多少なりともセットプレーとかで危ない場面を作らせたっていうのは、自分たちのミスからなんで、その辺は修正しなければいけないと思いますね」と話し、最後はきっちりと反省点を口にした。

 日本代表は17日に敵地でカンボジア代表と対戦する。

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