11日にテヘラン市内でのトレーニングに臨んだ香川真司 [写真]=兼子愼一郎
日本代表は13日に行われる国際親善試合のイラン代表戦に向け、11日にイランの首都テヘランにあるパス・スタジアムでトレーニングを行った。練習後、MF香川真司が記者団の取材に応じている。
8日のシリア代表戦を終え、2日間にわたってコンディションの回復を図った主力組。香川も回復具合について「しっかりといいリカバリーできているんで、そういう意味では次の試合に向けていい準備ができると思います」と順調に調整できていることを明かした。
イランの映像を確認したようだが、相手チームの印象については「やっぱり(直前の)オマーン戦を見ましたけど、個々の能力はシリアより高いです。そういう意味では彼らのホームですけど、より厳しく来るんじゃないかと思っています」と厳しい戦いになることを予想した。
シリア戦の後半では両サイドが開きすぎずに適度な距離感を保っていた。イラン戦でも同様の戦い方をする意向を示しつつ、「やっぱり前半と後半ではプレスが変わってくるので、そういう意味では距離感をしっかり縮めたとしても、ボールが回せない時も全然想定しなきゃいけないです」と上手くパスが回らない場合も想定しながら戦うことを述べ「彼らは特に前半から飛ばしてくると思うし、フィジカル的なサッカーになると思うんで、そういうところをしっかりとブレずに。前線はお互いの連携や動き出しを意識しながら、やっていけたらいいのかなと思います」と連携を意識することで柔軟に対応すると話した。
今回の対戦では完全アウェーの環境が予想される。これについては「やはり8万人の中でできることは、こういう国際試合ではなかなか経験できないです。こういう戦いの中でしっかりと勝ち切って行きたいなと思っています」と厳しい環境で勝ち抜く強さを身に着けたいと意気込みを語った。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト