FOLLOW US

ロンドン五輪予選での敗戦を振り返る山口「今回も苦戦は予想できる」

2015.10.06

マスカットで初日の練習を行った山口(中央)ら [写真]=兼子愼一郎

 8日に行われるロシア・ワールドカップ アジア2次予選代表戦のシリア代表に向け、日本代表は5日、試合が開催されるオマーンの首都マスカットで練習を行った。

 試合開催地であるオマーンで初練習を終えたMF山口蛍は、当地の気候について「まあ暑いと思いますよ。日本はようやく涼しくなってきていて、それに慣れてきたところやったんで……」と述べ、改めて日本との気温差を感じているという。

 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督からは練習前に10分ほどの訓示があり、「次が大事な試合になることと、絶対に勝たなくちゃいけないっていう話はありました」と大一番に向けて語気を強めていることを明かした。

 また指揮官は、シリアがこれまで予選で対戦してきた相手よりも攻撃面で優れた“アクション”を起こしてくると分析している模様。「自分たちが押し込まれる時間も、もしかしたら長くなるかもしれない。そこで失点しないように、また逆に攻撃のチャンスをしっかり決められるように、そういうところをしっかり考えながらやっていきたい」と、ピンチをうまく切り抜け、決定機をしっかりと決めきることを意識していると話した。

 2012年2月にロンドン・オリンピックのアジア予選で対戦した際には、敵地で1-2の敗戦を喫した。同試合にも出場していた山口は「当時のメンバーが何人いるのか分からないですけど、その時もすごく強かったですし、苦戦した。今回もそうなることは予想できるので、その中でどれだけしっかり戦えるかが重要」と述べ、苦しい中でいかに勝ち点3を持ち帰るかがポイントになると主張した。

 日本はここまで2勝1分けでグループEの2位。シリアは3連勝で同組の首位に立っている。

SHARE

LATEST ARTICLE最新記事

SOCCERKING VIDEO