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フットサル日本代表合宿がスタート、ピヴォの競争に注目

2015.09.08

フットサル日本代表での初練習に汗を流した清水(中央) [写真]=河合拓

文・写真=河合拓

 フットサル日本代表は7日、3日間行われる大分合宿の初日を迎えた。合宿当日に代表メンバー入りが発表されたFP稲葉洸太郎、FPラファエル・サカイを含めた全17選手が別府アリーナで汗を流している。

 合宿初日は、前日にFリーグの公式戦に出場した選手が多いことから、リカバリーメニューが組まれた。トレーニングはランニングから始まり、小森隆弘コーチが人数合わせで加わり、14人が円になって鬼を2人付けたボール回し、ハーフコートで8対8の3タッチとシュートはヘディングのみという制限付きゲーム、クールダウンというメニューで行われた。

 フットサル日本代表は、8日と9日にはフットサルマレーシア代表と親善試合を行う。練習前、取材に応じたミゲル・ロドリゴ監督は、今回の合宿の意図について、「来年2月に行われるAFCフットサルアジア選手権に向けての準備が6月のベトナムとの練習試合から始まりました。その準備の第2弾という位置づけで、今回はマレーシアと対戦します。目的としては、良い形で立ちあがった流れを維持する合宿になります」と、説明した。

 今合宿ではフウガドールすみだのFP清水和也が招集された。清水はハーフコートのゲームでは果敢にヘッドでゴールを狙ったものの得点できず。「緊張という言葉しかなかったですね」と、日本代表としての初めての練習を振り返った。

 中国リーグの大連元朝足蹴倶楽部へ移籍したばかりのFP渡邉知晃が今合宿ではいるものの、蓄積疲労が考慮されたFP森岡薫、合宿直前に体調不良となったFP永井義文というピヴォの選手が不参加。同じピヴォの清水にとってはアピールのチャンスだ。ミゲル・ロドリゴ監督は、彼らの不参加がなくとも清水を招集する意思を持っていたことを強調しつつ「その状況が追い風になる可能性はあります」と話しており、今後の日本代表定着にもつながってくるかもしれない。18歳の新星は、「まずは自分が持っている形というか、自分の武器をしっかり出してアピールしていきたいと思います」と、初の国際試合に向けて意気込みを語った。

 また、地元のバサジィ大分に所属するFP芝野創太もピヴォでのチャンスをうかがう一人。2カ月前のベトナムとの親善試合ではアラで起用されており、「代表ではどこのポジションを求められているのか、まだわかりませんが、チームでも両方やっているので、与えられたポジションで結果を出したいと思います」と、ゴールへの強い意欲を示している。

 フットサル日本代表対フットサルマレーシア代表の一戦は、8日15時、9日12時から別府アリーナで行われる。試合は無料で観戦できる。

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