2015.07.23

東アジアの政情に触れたハリル「相手はかなりの敵対心を持って臨んでくる」

ヴァイッド・ハリルホジッチ
日本代表を率いるハリルホジッチ監督 [写真]=瀬藤尚美
学生時代から全国のスタジアムへ通い続けてきた経験と人脈を生かして、Jリーグを取り巻くピッチ内外のネタを探り続ける。

文=青山知雄

 日本サッカー協会は23日、中国・武漢で行われるEAFF東アジアカップ2015に臨む日本代表メンバー23名を発表。会見に臨んだヴァイッド・ハリルホジッチ監督は朝鮮民主主義人民共和国、韓国、中国と対戦する同大会について、「難しい大会になることが予想される」と心境を明らかにした。

 メンバー発表会見の時点では、武漢入り後に時間と場所がフィックスされたトレーニングは1回のみ。参加4カ国で一つの練習グラウンドを共用することから、「現地で難しいことはたくさん起こることが予想される」と急なスケジュール変更などを想定した戦いを視野に入れている。

 また、指揮官は東アジアにおける複雑な国際情勢も学んだようで、「政治的なものも絡んで3つの対戦国は我々に対してかなりの敵対心を持っており、100パーセント以上のモチベーションで戦ってくる。普通の試合にはならないと思う。彼らは一対一の局面や球際で非常に厳しいプレーを見せてくる。我々はそれを上回るメンタルを見せなければならない」と選手たちの気迫に期待を込めた。

 9月からワールドカップの2次予選でアウェーの連戦がスタートすることもあり、敵地で力を発揮できるかどうかも見極めたいのだろう。「アウェーでの特別な環境では、勇気、決断、そして野心を見せつけなければならない」と話し、実力を出せるかどうかのポイントにメンタルを挙げた。「次の合宿に向けて誰が効果的なプレーをしてくれるか」とも語ったハリルホジッチ監督の思いに応え、9月シリーズに名前を残す選手は現れるのか。

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