2015.07.23

ハリル監督が負傷者続出に苦言…太田のバックアップには車屋を準備か

太田宏介(左)と車屋紳太郎(右) [写真]=Getty Images
学生時代から全国のスタジアムへ通い続けてきた経験と人脈を生かして、Jリーグを取り巻くピッチ内外のネタを探り続ける。

文=青山知雄

 日本サッカー協会は23日、中国・武漢で行われるEAFF東アジアカップ2015に臨む日本代表メンバー23名を発表。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は代表組の負傷者続出を受け、バックアップメンバーの存在を明らかにした。

 東京都内で行われたメンバー発表会見の冒頭、ハリルホジッチ監督は、「50人のリストを発表してから、20パーセントにあたる11人がケガをしてしまった」と同大会の代表候補に負傷者が続出したことに触れ、右大腿部裏を痛めた太田宏介(FC東京)に関しては「バックアップメンバーを準備している」と明かした。

 太田は19日に行われた明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第3節のモンテディオ山形戦で右大腿部裏を負傷。全治数週間と報じられていた。翌20日にJFAのメディカルスタッフが連絡を取って「ケガがあっても参加したい」という本人のポジティブな意識を確認。指揮官はこの意欲に関して「チームへの素晴らしい貢献」と評価しながらも出発前の29日に行われるJ1第5節までの実践復帰を帯同条件に設定し、「もし太田に問題があればバックアップメンバーを連れていくことになる」として車屋紳太郎(川崎フロンターレ)の名前を挙げ、「準備していてもらいたい」と添えた。

 指揮官が会見で説明したように、今回は太田だけでなく、林彰洋、豊田陽平(ともにサガン鳥栖)、塩谷司、柴崎晃誠(ともにサンフレッチェ広島)ら選出が期待されたメンバーに負傷者が続出。しかも「先週の試合でケガをしてしまった柴崎晃誠はリストに入っていた」と漏らしていた。



 また、6月のシンガポール戦後に左第五中足骨に違和感を訴えてチームを離脱していた柴崎岳(鹿島アントラーズ)は疲労骨折寸前の状態から回復を目指して調整中。ようやくチーム練習には合流しながら実戦復帰には至っていない点も気がかりだ。

「何もなければこの23人でいく」としたハリルホジッチ監督だが、「直前のリーグ戦でケガ人が出れば、バックアップメンバーを呼ぶこともある」とコメントしており不測の事態も視野に入れていることも明らかにしている。大会開幕までにまだリーグ戦が2試合残っており、回復が期待できるメリットとさらなる負傷者を出すリスクを残す。代表が集合するまでの一週間でメンバーの入れ替えが発生する可能性はありそうだ。

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