ピッチサイドから指示を送るハリルホジッチ監督 [写真]=Getty Images
日本代表は11日、キリンチャレンジカップ2015でイラク代表と対戦し、4-0で勝利を収めた。
試合後、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、「今日はかなりテクニックを持った選手を選んだ。彼らにはワンタッチをしながら動くことを要求した」と明かし、「柴崎(岳)、シンジ(香川真司)、オカ(岡崎慎司)、本田(圭佑)、宇佐美(貴史)たちがボールをしっかりと持ってプレーすることができた」と評価。練習で行なっていたワンタッチや、速いリズムのパス交換を実践できていたことに満足感を示した。
さらに指揮官は、「宇佐美のメンタルを見たか?」と報道陣に質問すると、「試合前に『アグレッシブに行け』と香川(真司)にも、本田(圭佑)にも、全員に言った」と、選手たちが精神面でもタフに戦ったことを強調。「まあオカには言わなかったが。オカは勝手にやってくれるから」と笑いを誘いながらも、「彼らは積極的に取り組み、自分たちで喜びを見出したんだ」と、改めて勝利を称えた。
日本代表は16日、ロシア・ワールドカップのアジア2次予選でシンガポール代表と対戦する。