ヨルダン戦を指揮したアギーレ監督 [写真]=Getty Images
AFCアジアカップ オーストラリア2015のグループD第3節が20日に行われ、日本代表はヨルダン代表と対戦。日本は24分、FW本田圭佑の3試合連続ゴールで先制した。その後チャンスを決めきれずに苦しんだが、82分にMF香川真司が追加点をあげ、2-0の勝利でグループリーグ最終戦を終えた。
試合後、ハビエル・アギーレ監督は「両チームとも勝ちたいと思って戦ったゲームだと思います。あとはレフリーの判断に任せたということですね」と振り返っている。
本田の先制点が決まってから、追加点を奪うのに時間がかかったことについては「より落ち着いたゲーム展開にするために、2点目も取ろうとハーフタイムに言いましたけど、楽ではありませんでした」と、厳しい試合展開だったと一言。
そんな中で、アギーレ監督体制のもと無得点だった香川にゴールが生まれたことについては「(香川)真司はビッグプレーヤーであり、いつもアシストのことを考えていますけど、ペナルティエリアに入って、どんどんシュートを打って欲しいと言いました。彼が点を取ることが出来てすごく嬉しいです」と語り、香川が期待に応えたことを率直に喜んだ。
続けて、「重要なゴールですね。これで次のラウンドに進むことが出来ます」と、チーム全体にとっても大きな得点だったと述べている。
この後は23日に準々決勝のUAE代表戦が控えている。厳しいスケジュールについては「そうですね。そのなかで、出来る限り選手たちを休ませたいと思います」と、上手くコンディション調整を行い、必勝を誓った。
勝利した日本はグループ首位通過が決定。23日に行われる準々決勝でUAEと対戦する。