グループリーグの2試合にフル出場している酒井 [写真]=兼子愼一郎
日本代表は18日午後、アジアカップ3戦目のヨルダン代表戦に向けて練習を実施。開催地のメルボルンでの初練習は約2時間で、冒頭15分のみ公開された。
日本は2連勝でグループDの首位に立つが、グループ最終戦の結果次第では敗退の可能性も残す。とは言え、20日のヨルダン戦で引き分け以上の場合は首位突破が決まる。酒井高徳も、「僕らは3連勝して、上に行くことしか考えていない」と言い切る。
対戦相手のヨルダンは、負ければグループ敗退が決まる。勝利を欲する相手をどっしりと構えて迎え撃つのかと問われると、「それはちょっと違う」と否定する。
「そうなると相手を待ってしまうので、自分達から行きたいと。僕らは引き分けでもいいという事実があったとしても、まだ決まっていない」と、あくまで積極的な姿勢を打ち出す心づもり。「僕らは全力でヨルダンを叩くというところを考えてやる。そういった意味では、相手を待つのではなくて、自分達のサッカーを相手にしっかりとぶつけていくところから入って行きたい」と、力強く語った。